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銀座もとじ
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  • 藍田正雄(あいだまさお
    AIDA, Masao.)

あいだまさお
AIDA, Masao.
藍田正雄 江戸小紋

日本工芸会正会員
生涯を江戸小紋にかけた、最後の渡り職人。
細微な美の世界に宿る品と粋。
(English text below.)

藍田正雄さんは2017年夏に永眠されました。藍田さんには2007年に銀座もとじが繭づくりから取り組んでいる絹布プラチナボーイを染めていただく第一号をお願いしたり、店主・泉二の男のロマンに多大なるお力をくださいました。 江戸小紋の第一人者として、自身の作品制作と同時に後継者育成にも尽力され、匠の技術と感性の素晴らしさもさることながらその温かなお人柄も魅力的でした。 江戸小紋師 藍田正雄さんの手による、細微な美の世界。幾度目にしても、その技術はけっして色褪せることはありません。ご生前のご功績を偲び、最後の渡り職人、江戸小紋師 藍田正雄さんの粋を一人でも多くの方々にご覧いただけますよう、心より願っております。


銀座もとじ和染 2008年、2011年、2013年、2015年個展開催
2017年10月藍田正雄先生を偲ぶ会
2015年35周年記念展出品


AIDA, Masao.
Edo Komon


Due to Aida’s popularity among Ginza Motoji customers and his long relationship with the founder of Ginza Motoji, he was requested to dye our First bolt of Platinum boy silk, the silk made exclusively from male silk worms.

As a leading master of Edo komon, Aida has been working not only towards producing his own work but also to train his successors. One never tires of the simplicity and beauty of his work; His creations truly transcend time and trend. Aida Masao passed away in the summer of 2017, though we hope to celebrate his work and achievements forevermore. 


Ginza Moji Wasen Solo exhibitions in 2008, 2011, 2013, and 2015
October 2017, a memorial service in memory of Dr. Masao Aida
Exhibited at the 35th Anniversary Exhibition in 2015

1940年 茨城県にて小紋師の父・藍田春吉の次男として生まれる
1956年 東京都大井町の染色工房他で修業
1966年 高崎に戻り父と一緒に仕事をする
1977年 群馬町足門(現高崎市)に工房を構える
1983年 日本工芸会正会員となる
1997年 日本伝統工芸染織展 鑑査及び審査委員
1999年 群馬県指定の重要無形文化財保持者に認定
2002年 群馬県功労者表彰
2008年 伝統文化ポーラ賞、高崎市文化賞を受章
2011年 旭日双光章を受章
2013年 第60回日本伝統工芸展「第60回展記念賞」受賞
2017年 7月9日永眠