ご注文・お問い合わせはこちら(11:00〜19:00) 03-5524-3222
銀座もとじ
EN

商品詳細

概要

【大月俊幸】コーディネート力の高い綾織帯
花モチーフの総柄の大島紬を現代的に演出
銀座でランチ後、デパートへお買い物へ

「染織作家 大月俊幸・久保原由佳理 二人展」《終了しました》
会期:2023年11月10日(金)~12日(日) 

>>催事詳細はこちら

自然豊かな穂高の地、一つ屋根の下で互いを尊重し、支え合いながら、全く異なる思考とアプローチでものづくりをされている染織家夫婦。
大月俊幸氏は、絣から繰り広げられる大胆な躍動感と効果的な色彩構成により、構築的で存在感のある帯を織り上げます。
久保原由佳理氏は、師の理念のもと、糸選び、精練、糸染め、織り、全てを自ら手がけ、紬ならではのふっくらとした風合いと草木染の澄んだ彩りの着物を織り上げます。
待望の初の二人展、この機会をお見逃しなく。


コーディネートについて
【大月俊幸】綾織の帯で、銀座でランチへ

大月俊幸さんの綾織の帯は、無地感覚の着物に合わせたモダンな着こなしはもちろんのこと、こちらのような全体に絣柄がたっぷりとある大島紬をすっきりと現代的に演出したい時にもとても重宝します。
今回は、帯の絣色と、着物の絣色を合わせて、色なじみの良いコーディネートにしました。帯締めは帯と同系色に、帯揚げは着物になじませて、小物選びでよりすっきりとした印象に仕上げています。
具象柄の大島紬を現代的なセンスで引き立てて。
銀座でランチ後、デパートへお買い物に。


※大月俊幸さんが作品のコメントとして記された日付は、この帯が生まれた「誕生日」です。今夏、フランス・パリで制作活動をされたこともあり、今回はフランス語でコメントを寄せてくださいました。

【作家コメント】
【大月俊幸】綾織 九寸名古屋帯 草木染「2月9日」
Elle est née le
9 février.
comment tu t'appelles
comment tu t'appelles
(和訳)
彼女が生まれたのは
2月9日
なんて名前なの
なんて名前なの
※染料:化学染料の青に刈安、矢車附子


【着こなしについて】
紬や綿きものだけでなく、雰囲気があえば小紋まで楽しんでいただける帯です。無地感覚のすっきり系の着物に合わせて帯が主役のモダンな着こなしはもちろんのこと、譲りうけた時代性のある大島紬などにされても着物が現代的に演出できおすすめです。きりっと濃色に映える白絣がとても効果的な色彩構成で、お顔映りをぱっと明るく演出します。ハンサム好みの方に楽しんでいただきたい作品です。


大月俊幸さんについて
長野県安曇野市に工房を構える染織作家・大月俊幸さんは、奥様である染織作家・久保原由佳理さんと共に、ご夫婦それぞれで作家活動をされています。幼少の頃、祖母様の家の隣が染織作家・本郷孝文さんの工房だったことから、染織の仕事が身近な存在だったといいます。学校で服飾を学ばれた後、本郷孝文さんの、ファッションの世界とは違う丁寧なものづくりの姿勢や、デザイナーとしての在り方に共感。糸作りから織りまで一貫して携わることができ、織ることそのものがファッションにつながる染織の世界に魅了され、本郷孝文さんに師事。奥様の久保原由佳理さんとは本郷孝文さんの工房での修行時代に出会われました。力のある絣を現代的な感性で昇華させた作品は独特の世界観があります。
以前は松本市に工房を構えられていましたが、現在は、ご両親が移住していた自然豊かな安曇野市へ、よりよい制作環境を求めてお二人も移住されました。高原の別荘を思わせる素敵な自宅兼工房で、機を並べて、庭で草木染の染料を煮出したり、媒染用の灰を作ったり。共同作業は基本的にされませんが、2021年からは藍建てをご一緒に始められたそうです。安曇野の優しい自然に包まれ、お二人はそれぞれの歩調で制作をつづけられています。

1981年 長野県松本市生まれ
松本衣デザイン専門学校卒業後、本郷孝文氏に師事
2005年 独立

【関連記事】
【工房見学レポート】久保原由佳理(2017年公開/現在の安曇野市の工房にて)
【工房見学レポート】久保原由佳理(2010年公開/以前の松本市の工房にて)
【ぎゃらりートーク】久保原由佳理(2013年公開)

提供

その他の商品

add-to-cart