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銀座もとじ
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  • 品川恭子（しながわきょうこ
    SHINAGAWA, Kyoko）

しながわきょうこ
SHINAGAWA, Kyoko 品川恭子 友禅

彩色の絶妙なやわらぎが、
大人の女性の余裕を漂わせる。

宇治平等院の奥、白川の山村。都会の喧騒とはかけ離れた静かな環境の中で、ただひたすら真っ直ぐにものづくりをされてきた品川恭子さんは、2020年9月にご逝去されました。 東京藝術大学の工芸科に学び、卒業目前に京都で出合った森口華弘氏の作品に涙がこぼれるほど心を打たれ、自分の進むべき道を決めたと仰います。
技を極め一切の妥協を許さないものづくり。そこには精神性や一瞬の美しさを尊ぶ心があります。その至極の世界は、かの白洲正子さんをも魅了しました。
絶大な人気を誇りながらも、丁寧なものづくりをされていらっしゃるため制作数が少なく、一堂にご案内させていただける機会は滅多にない中で、銀座もとじでは、2012年と2017年に特別展を開催させていただきました。

 

銀座もとじ和染　2012年、2017年特別展開催
2015年35周年記念展出品
2020年40周年記念展出品

1936年　東京に生まれる
1960年　東京芸術大学工芸科卒業
1967年　毎年日比谷日生会館にて個展（以来、毎年開催）
1968年　伝統工芸展入選
1969年　伝統工芸展入選
1970年　伝統工芸展入選
1971年　日本工芸会賞受賞
1975年　アトリエを東京の青山より京都は宇治の白川に移す
1976年　大阪ロイヤルホテルにて関西初の個展
1987年　東京銀座資生堂ギャラリーにて20周年記念展
1989年　毎年開く個展の会場を虎ノ門パストラルに移す
2000年　芦屋、ラポルテホールにて2000年展を関西でも開く
2020年　9月永眠

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