すべて生駒暉夫作 九寸名古屋帯 「大名松」(左下)九寸名古屋帯 「江戸火消」(右)九寸名古屋帯 「春うさぎ」
「東京友禅 生駒暉夫展 ~春夏秋冬を纏う~」は、おかげ様で盛況のうちに終了いたしました。 作品を手に取ってくださった皆様、オンラインでご覧になられた皆様に心より御礼申し上げます。
社長就任記念
東京友禅 生駒暉夫展
~春夏秋冬を纏う~
プラチナボーイの訪問着、工芸展出品作、
付下げ、小紋、名古屋帯、四季の卯柄の帯、
男の着物の粋を極めた額裏や角帯まで、
最新作品の数々をご紹介します。
春夏秋冬の躍動感溢れる逸品と出会ってください。
会期:2023年1月20日(金)~22日(日)
場所:銀座もとじ和染、男のきもの、オンラインショップ
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ 和織・和染(女性のきもの) 03-3538-7878
銀座もとじ 男のきもの 03-5524-7472
(電話受付時間 11:00~19:00)
ぎゃらりートーク
生駒暉夫氏をお招きしてものづくりのお話をお伺いします。
日 時:1月21日(土)10~11時【開催終了】
場 所:銀座もとじ 和染
定 員: 40名様(無料・要予約)
作品解説
日 時:1月22日(日)14時~※30分程度【開催終了】
場 所:銀座もとじ 和染
作家在廊
20日(金)~22日(日)
全日 11 時~18時
生駒暉夫さんのご紹介
古典をふまえた遊び心で
東京友禅の粋な美しさを表現。
長野県佐久市生まれ。
建具職人の父のもと、四人兄弟の次男として育ちます。
高校卒業後、都内の呉服会社に就職、以後12年間デザインに従事しながら、夜は武蔵野美術専門学校でデッサンや造形の基礎を学び昼夜研鑽を積み重ねます。
同郷である井原優山氏に月2回、25年間、水墨画を学び、構図、図案、一筆で生命力を描く筆遣いは、一枚の着物をキャンバスとした時に大いに生かされることになります。
30歳、作家として独立され、図案から箔置きまで室内でできる作業の全てを一貫して手掛け、友禅ならではの線描の美しさを20色近い色糸目で表現。
四季を愛でる作品から話題性や趣味、風習にユーモアを取り入れた作品まで、作品構成も大変豊かです。
後継者育成にも力を注がれ、10人のお弟子さんが独立、11人目が修業中。
2019年の個展にて。写真左から店主・泉二啓太、生駒暉夫、会長・泉二。
2017年 第51回 日本伝統工芸染織展 友禅訪問着「海風の詩」京都新聞賞
2019年 令和元年 第53回日本伝統工芸染織展 友禅訪問着「秋風」日本工芸会会長賞
2020年 令和2年 第54回日本伝統工芸染織展 友禅訪問着「蒼映」東京都教育委員会賞
銀座もとじ 和染 2008年初個展、2011、2013、2016、2019年、2020年
生駒暉夫さんについての
おすすめの読み物など
【動画】生駒暉夫さんの工房から
コロナ禍の行動制限下にあった2020年の個展では、生駒暉夫さんの工房での制作風景を動画でお届けしました。
生駒暉夫さんのデザイン画や、白生地に下絵を描く様子など、貴重な映像を再度公開いたしました。ぜひご覧ください。
再生時間:約12分
自然のダイナミズムを示す構図と空間
-生駒暉夫の友禅|和織物語
2019年の個展に際し、多摩美術大学教授・外舘和子さんに取材執筆いただいた和織物語「自然のダイナミズムを示す構図と空間-生駒暉夫の友禅」を公開しています。