「勝山さと子展~現代の様式美を纏う~」展はおかげ様で盛況のうちに終了いたしました。ご来店いただきました皆様、オンラインショップで作品をご覧いただきました皆様に心より御礼申し上げます。
京都西陣・勝山織物、現四代目となる勝山嘉夫氏の長女として生まれ、
五代目となる兄・勝山健史氏の究極のものづくりを傍らで体感しながら、
審美眼を養ってこられた勝山さと子さん。
大人が楽しむきものライフを「上質なきもの」に込めて、
新たにブランドを立ち上げました。
現代の生活に溶け込む、華やかで存在感のあるきもの、
九寸帯、コート地など多数ご紹介いたします。
勝山さと子展
~現代の様式美を纏う~
会期:2021年10月22日(金)~24日(日)
会場:銀座もとじ 和織
作家在廊:23日(土)11:00~18:00 / 24日(日)11:00~17:00
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
《動画公開中》ぎゃらりートーク
インスタライブでも同時配信
勝山さと子さんをお迎えし、女性ならではの感性を活かした、洗練された色合いと丁寧なものづくりについてお話を伺います。
日時:10月24(日)10:00~11:00
会場:銀座もとじ 和織
定員:20名様(無料、要予約)【受付終了】
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
勝山さと子さんの作品を用いたコーディネート例
勝山さと子さんの九寸名古屋帯
「フランス装飾文」
作品コメント:フランスをイメージさせる装飾文様を特殊な撚り糸で織り込み、深みのある生地とのバランスをとりました。
「正倉院銀平脱」
作品コメント:正倉院にある鏡箱の文様を参考にしたものです。特殊な緯糸を使用し、生地に奥行きと光沢を出し、精微な柄をその上に配しました。グラデーションに見える微妙な色使いの絵緯き(えぬき)で合わせやすく、幅広くお使い頂ける作品になりました。
「木立」
作品コメント:柔らかなフォルムの木々が並ぶリズミカルな名古屋帯。そのシンプルさに奥行きを与えるのが経糸にある生糸や緯糸の紬糸。様々な絹糸を織り込む事で深みが増し、カジュアルな中にもエレガントな雰囲気に仕上げております。
勝山さと子さんの絹雲織 着尺
作品コメント:京都京北町にあります工房にて手織りで織っております。糸は灰汁練りという製法にて精錬しております。そのため仄かに上品な光沢がございます。手機独特の空気を含んだ着心地の良い地風になっております。
勝山さと子さんの塵よけコート
作品コメント:急な雨や、移動の際の汚れ等から大切なお着物を守るアイテムとして、カーディガンやトレンチコートのような防寒として。着姿をスッキリと見せる為に施した文様と光沢。こだわりを詰めたちりよけです。撥水加工済です。
勝山さと子さんについて/プロフィール
勝山織物、現四代目となる勝山嘉夫氏の長女として生まれ、幼い頃から機の音を聞き、絹に触れて育ってこられました。
五代目となる兄 勝山健史氏の究極のものづくりを傍らで体感し、同年代の方でも気軽に着ていただける「上質なきもの」を、と新たにブランドを立ち上げられました。
素材のこだわりはもちろんのこと、現代の生活に溶け込み、それでいて華やかで存在感のあるきものを作られています。