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  • 《開催終了/心より御礼申し上げます》松原伸生の長板中形~藍冴える型模様の天晴れな美~|4月催事

《開催終了/心より御礼申し上げます》松原伸生の長板中形~藍冴える型模様の天晴れな美~|4月催事

「松原伸生の長板中形~藍冴える型模様の天晴れな美」展は、おかげ様で盛況のうちに終了いたしました。ご来店いただきました皆様、作品をご覧くださった皆様に心より御礼申し上げます。


《紫綬褒章受章記念展》
松原伸生の長板中形
~藍冴える型模様の天晴れな美~

江戸時代の浴衣にルーツを持つ「長板中形」の第一人者として
日本工芸会を牽引され、昨年には「紫綬褒章」を受章。
注目を集める松原伸生氏による、充実の作品群をご紹介いたします。
日本人の肌を美しく映す、瑞々しい藍が冴える型模様。
長襦袢を着て単衣の着物として、肌に纏って浴衣としても。
太陽が輝く季節に、貴方の魅力を引き出す一枚を探してみませんか。

男性向け着尺も多数入荷いたします。綿をはじめ、麻やプラチナボーイの絹へ染めた新作もお見逃しなく。

会期:2022年4月22日(金)~24日(日)
会場:銀座もとじ 和染、男のきもの、オンラインショップ
〈作家在廊〉
全日 11:00~18:00
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524‐7472

《3分で解説》「松原伸生の長板中形展」5つの見どころ

「和織物語」全文公開中

工芸ライター・田中敦子さん書き下ろしの小冊子「和織物語 松原伸生の長板中形~藍冴える型模様の天晴れな美~」を用語解説と工房写真つきで公開しています。

ぎゃらりートーク
《動画公開中》

日時:4月23日(土)10時~11時
松原伸生氏をお迎えし、ものづくりについてお話を伺いしました。
場所:銀座もとじ 和染
定員:30名様(無料・要予約)【開催終了】

※ぎゃらりートークのアーカイブ動画をYouTubeで公開中です。

YouTube銀座もとじ公式チャンネル

作品解説

日時4月23日(土)15時~ ※20~30分程度
日時4月24日(日)13時~ ※20~30分程度
場所:銀座もとじ和染
定員:10名様(会費無料・要予約)【開催終了】

2019年トーク会にて、左から店主・泉二、松原伸生さん、二代目・泉二啓太


松原伸生氏 プロフィール

昭和40年江戸川生まれ。祖父・人間国宝松原定吉氏は従来の分業制を型紙に糊を置き、自らの藍甕で浸染まで行う一貫工程とし、後進へ新たな創造の道を切り拓きました。父・松原利男氏は四兄弟の次男として生まれ家業に従事、伸生氏は都立工芸デザイン科卒業後、父のもとで学びます。
伸生氏19歳、利男氏55歳の時、ものづくりの最良条件である水と空気と太陽、広大な場所を求め、君津市へ移住。父である師からは口頭の伝授はなく、失敗をしたら作業の記憶を辿り、自ら気付きを得る訓練で技を習得していきます。
型紙選び、生地選び、糊置き、藍染め、全ての選択、制作工程が白場と藍を生み、絵際の鬩ぎ合いに緊張感をもたらします。
日本女性を美しく・日本男児を粋にみせる、更なる躍進に目が離せません。

1965年 東京都江戸川区に生まれる
1984年 都立工芸高等学校デザイン科卒業後、
    父 松原利男に長板中形・藍形染めを師事
2000年 第40回伝統工芸新作展 奨励賞
2005年 第39回日本伝統工芸染織展 新人奨励中国新聞社賞
2006年 第40回日本伝統工芸染織展 新人奨励山陽新聞社賞  
2007年 第41回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会賞
2008年 千葉県美術展(県展)県展賞
2009年 第56回日本伝統工芸展 新人賞
2014年 第61回日本伝統工芸展 高松宮記念賞(最高賞)
2015年 第49回日本伝統工芸染織展 日本経済新聞社賞
2016年 君津市長賞表彰
2017年 千葉県指定無形文化財「長板中形」保持者認定
2018年 第38回伝統文化ポーラ賞 優秀賞
2020年 第67回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞
2020年 公益社団法人日本工芸会 理事就任
2021年 紫綬褒章 受章

銀座もとじ和染 2009年、2011年、2013年、2015年、2017年、2019年個展開催
2015年35周年記念展出品
2020年40周年記念展出品

松原伸生 作家紹介ページ

長板中形とは

江戸時代に浴衣地として発展した藍の型染め。
両面染めによる藍と白の明快な対比が真骨頂。

「長板中形」とは、江戸時代から伝わる伝統的な型染技法のひとつ。大紋(大形)と小紋(小形)の中間の大きさの模様型を使用することから「中形」と呼ばれるようになり、江戸時代より主に木綿の浴衣地が染められてきたため浴衣の代名詞にもなっています。
約6.5メートルの長いモミの一枚板の上に生地を張り付けて型紙を置き、防染糊を置いて、天日干しと豆汁引きの後、藍甕で浸染して美しい藍色に染め上げます。
「両面に防染糊を引く」というのが大きな特徴で、両面の同じ場所に糊を置いて藍甕で染めるため、藍と白のコントラストがより鮮やかに浮かび上がります(片面だけ糊置きをすると、裏面は全面藍色に染まり、白の背景に藍色を感じる色になります)。この藍と白の明快な対比の美しさが長板中形の魅力です。

長板中形の制作工程《松原伸生さんの匠の技》

《3分で解説》5つの見どころ

《3分で解説》「松原伸生の長板中形展」5つの見どころ

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2017年の「和織物語」はこちら

藍と白による文様の再発見~松原伸生の長板中形~|和織物語
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ものづくりレポートはこちら

長板中形・松原伸生~「プラチナボーイ」と「もとじ綿」の“白生地”を工房までお届け~
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長板中形・松原伸生~新作の制作に向けて「プラチナボーイ」「もとじ綿」に染める型紙選び~
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長板中形・松原伸生~厳選の型紙にて制作いただいた、長板中形の男&女新作が届きました~
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啓きのもと
第1回 長板中形~ゆかたの歴史と型紙

銀座もとじ二代目 泉二啓太が案内人となり、これからを担う世代にむけて、伝統文化にめぐり逢う機会を提供するプロジェクト「啓きのもと」の第1回のゲスト講師として松原伸生さんをお迎えしました。
※小さな勉強会としてスタートした企画ですが、貴重な学びをより多くの皆さんと共有するために、記録用の動画を公開しています。

※YouTubeサイト動画概要欄の各チャプターの時間部分をクリックすると該当箇所にジャンプできます。

YouTubeサイトでご覧になる方はこちら

0:00 はじめに
8:20 ゆかたの歴史について
13:10 長板中形について
17:25 松原さんご紹介
18:53 松原さんご登場
22:00 人間国宝について
25:40 松原さんの幼少期について
27:08 君津の工房について
33:46 製作工程動画
44:38 糊について
48:49 型紙について
50:00 道具について
54:09 型紙について
1:02:59 糊置きについて
1:08:40 伊勢型紙について
1:15:20 今後について

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