ギンザのサヱグサ文化事業室所蔵
男のきもの シーズナルコレクション 2021秋冬
「着物をワードローブの一つの選択肢に」。
二代目泉二啓太の願いが込められた、
『銀座もとじ男のきもの シーズナルコレクション』は、
2015年秋冬より始動、今季10シーズン目を迎えました。
上質な素材と熟練した職人技に少しの遊び心を加え、
「着物をファッション感覚で楽しんでいただく」をコンセプトに、
今の時代にフィットした“和の装い”を提案しています。
2021年秋冬のテーマは「開化」
生活様式が変わり、時代の変化を感じる今。
今季は、価値観の大きな転換期となった幕末から明治の時代にスポットを当て、
いち早く西洋化が進んだ当時の銀座の文化を知ることからデザインを始めました。
多様な文化に変化がもたらされた時代からインスピレーションを受け、
当時流行していた色や柄を使い、着物や帯に仕上げました。
現在の装いにも馴染む、遊びを利かせた着こなしをご提案します。
9/21夜のインスタライブ動画を公開中
【9/21(火)インスタライブ開催】(開催終了)
9月23日(木・祝)の発売を前に、二代目 泉二啓太よりコレクションに込めた想いと商品のこだわりポイント、明治時代の銀座の小話などを楽しくご紹介いたします。
配信日時 2021年9月21日(火)21:00~(開催終了)
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
style 1
当時の流行色を用いて令和に新鮮な縞柄を。
明治の洒落者が好んで着ていた縞羽織のスタイル。
style 2
「銀座の名物天狗」とも呼ばれた明治のたばこ王・岩谷松平のシンボルマーク
丸に十字紋にちなんだ破れ格子の着物で粋に。
style 3
赤は明治開化を象徴する色。
草木染の角帯では赤をはじめとした多色使いで融合する文化を表現。
《第2弾 開催終了》『銀座道中双六』大会
矢後 直規(Naonori YAGO)氏
アートディレクター / グラフィックデザイナー
≪ プロフィール ≫
1986年、静岡県生まれ。株式会社SIX。主な仕事は、日本航空系LCC・ZIPAIRのロゴ、シンボル、機体デザイン、制服のディレクションなどのブランド開発。Roppongi Hills Fashion、Laforet HARAJUKUなどのビジュアルデザイン。矢野顕子などCDジャケット、篠山紀信など写真家のブックデザイン。
2016年ドイツデザイン誌novum、2018年中国デザイン誌 Package and Design Magazine、2020年COMMERCIAL PHOTOで特集され、2020年2月にラフォーレミュージアムにて初大規模個展「婆娑羅」を開催。青幻舎から初作品集「婆娑羅」が出版される。
Instagram @yagonaonori