男のきもの シーズナルコレクション2022春夏「交差」

銀座もとじ男のきもの
シーズナルコレクション 2022春夏

「着物をワードローブの一つの選択肢に」。

二代目泉二啓太の願いが込められた、
『銀座もとじ男のきもの シーズナルコレクション』は、
2015年秋冬より始動、今季11シーズン目を迎えました。

上質な素材と熟練した職人技に少しの遊び心を加え、
「着物をファッション感覚で楽しんでいただく」をコンセプトに、
今の時代にフィットした“和の装い”を提案しています。

2022年春夏「交差」

価値観の大きな転換期となった明治から大正時代。
1911年、銀座にはカフェーの開店が相次ぎ、
流行の先端を行く人々が集まり刺激しあい、
日々新しいカルチャーが生まれていたという。

名だたる文化人が通った「カフェー プランタン」
伝説のバーテンダーがいた「カフェー ライオン」
ブラジル珈琲を広めた「カフェー パウリスタ」

常連の画家が壁に描いたドローイングや
流行した色彩豊かなカクテル等
当時のカフェー文化から着想を得て着物や帯に表現。

心も装いも開放的になる季節に、
スパイスの利いた新鮮な着こなしをご提案します。

コレクション一覧

カルチャーが生まれた「銀座の3つのカフェー」とは？

【銀座もとじ男のきもの
シーズナルコレクション 2022春夏「交差」】
販売開始：2022年4月29日（祝・金）11時～
銀座もとじ男のきもの、オンラインショップにて
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472

Style.1 カクテルに想いを馳せてバーへ

コーディネートについて
「カフェー ライオン」の伝説のバーテンダー、濱田晶吾の作るカクテル「ミリオンダラー」の色に着想を得た着物に、差し色を利かせたデザイン性に富んだ角帯を合わせて。
個性光る着物に、さりげない地紋で洒落感のある珈琲色のオリジナル紋紗を合わせ、兵庫鎖の羽織紐でモダンに着こなします。
余裕のある大人の、遊び心あふれるおしゃれをお楽しみ頂けます。
当時のカクテルに想いを馳せ、雰囲気のあるバーに。
きもの：夏赤城紬「ミリオンダラー（薄柘榴）」188,000円（税・仕立て込み）
羽織：紋紗「珈琲色」(広巾) 198,000円（税・仕立て込み）
帯：染角帯 赤城紬「カフェー パウリスタ（珈琲)」 118,000円（税・仕立て込み）

コーディネート詳細

Style.2 「勝色」の夏赤城紬で夕涼み

コーディネートについて
『カフェー プランタン』の維持会員だった洋画家・黒田清輝の代表作から着想を得て、手描きのローケツ染めでよろけ縞を表現した赤城紬の着物。
当時の流行色である「勝色」に染め上げた張り感のある赤城紬は、身に纏う事で手描きならではの揺らぎが、躍動感を持ち、一味違う着姿を演出します。
山崎広樹氏による、カフェー プランタンの柱や梁をモチーフにした草木染の型染角帯を合わせて。
濃紺に茶系の帯という定番の色合わせながら、それぞれの作品の個性が引き立つコーディネートです。
さらりと着流しで夕涼みを。
きもの：夏赤城紬「湖畔 ローケツ染 よろけ縞」 348,000円（税・仕立て込み）
帯：山﨑広樹作 染角帯 赤城紬「梁」158,000円（税・仕立て込み）

コーディネート詳細

Style.3 アート性を楽しむ大人の休日

コーディネートについて
『カフェー プランタン』の維持会員だった洋画家・黒田清輝の代表作から着想を得て、絣で表現した立涌柄と波筬を併用した明石縮の着物は、着ると波筬による織りの揺らぎが陽の光に映え、心地よい清涼感を誘います。
同じく近代洋画界に欠かせない岸田劉生が銀座を描いた、力強い色彩が印象的な角帯を合わせて存在感ある装いに。
どちらも絵画モチーフながら、アートを纏う気負った雰囲気は無く、現代の街に馴染むこなれ感で休日のお散歩に。
作品と作品、過去と現代、場所とが「交差」するコーディネートです。
きもの：明石縮「湖畔 波筬に立涌」 205,000円（税・仕立て込み）
帯：染角帯 赤城紬「銀座風景」118,000円（税・仕立て込み）

コーディネート詳細

これまでのコレクション

男のきもの シーズナルコレクション《2021-2015》