「時代に息づく『辻が花』小倉淳史展」はおかげ様で盛況のうちに終了いたしました。ご来店いただきました皆様、オンラインを通じ作品をご覧になられた皆様に心より御礼申し上げます。
時代に息づく「辻が花」 小倉淳史展
会期:2020年11月13日(金)~15日(日)
場所:銀座もとじ和染、男のきもの、オンラインショップ
作家在廊:14日(土) 11:00~18:00/15日(日)11:00~16:00
安土桃山時代に花開き、江戸時代に忽然と途絶えた幻の染め「辻が花」を甦らせた小倉家。時代に息づく「辻が花」として新たな意匠美を創りだしています。
絞り染の可能性を探究し、今日「辻が花」と呼ばれるロマンを追い求める姿は最新作を通して、貴方へ語りかけます。
《辻が花の歴史と魅力を解説》すべての色は「白」のためにある-小倉淳史さんの辻が花
その美しい呼び名のごとく、情緒豊かな染め技法「辻が花」。
幻の技法を蘇らせた名高き染匠・小倉家に生まれ、現代の辻ヶ花染を開花させる小倉淳史さんの作品展が、11月13日(金)~15(日)に開催されます。
戦国武将をも虜にした魅力的な染色技法がなぜ途絶えたのか?
辻が花の美しさを継承させるために大切にされている思いとは?
小倉淳史さんにお話を伺ってまいりました。
《動画公開中》インスタライブ配信~男性コーディネート篇
配信日時:11月3日(火)
《動画公開中》インスタライブ配信~女性コーディネート篇
配信日時:11月7日(土)19:30~
《11/14》ぎゃらりートーク《インスタライブで同時配信》
-令和に息づく“辻が花”、モードとは-
作家をお招きし、古代から現代まで連綿と続く絞りとファッション、人と衣装の繋がりついてお話しいただきます
※状況によっては、無観客でのライブ配信のみとなる場合もございます
日 程 : 11月14日(土)
時 間 : 10:00〜11:00
場 所 : 銀座もとじ 和染
会 費 : 無料
定 員 : 15名様限定(要予約・先着順)
お問い合わせ:
03-3535-3888(銀座もとじ 和染)
03-5524-7472(銀座もとじ 男のきもの)
メールでのお問い合わせ:
info@motoji.co.jp
《11/15》作品解説
作家より、各作品に込めた思いをお話しいただきます。
日 程 : 11月15日(日)
時 間 : 14:00~14:20
場 所 : 銀座もとじ 和染
会 費 : 無料
定 員 : 10名様限定(要予約・先着順)
小倉淳史さんのご紹介
安土桃山時代に花開き江戸時代に忽然と途絶えた幻の染め「辻が花」を甦らせた小倉家。父・建亮氏の志を継ぎ、現代に生きる「辻が花」として新たな世界を作りだされています。
第54回日本伝統工芸染織展にて、絞り染訪問着「The junction」が文部科学大臣賞を受賞されました。
小倉淳史さんのメッセージはこちら
※銀座もとじ40周年企画「一本の糸から 40年の歩み」に寄せていただいたメッセージです。
銀座もとじ様
「繋がり」
着物と繋がりについて思い出深い事があります。
2011年3月11日、東日本大震災が起こり、街から光と色と音が消えました。
光と色と音の消えた街は悲しく、寂しく、何をしても心は晴れません。
今、新型コロナウイルスによる異常事態宣言の発せられた街も同じように感じます。
そして大震災から数か月後の事、銀座もとじさんに伺った時、店頭に展示してあった
薄紅色の訪問着の美しさに心が震えました。
何方の作であったか今は思い出せませんが、私の心の中に固まっていた何かが解きほぐれ、光と色と音が蘇ってきました。
艶やかな着物の美しさは 他に比べようもありません。
着物はお召しになる方を美しくするだけでなく 周りの人々の心を癒し、和ませ、華やぎをもたらせます。
1200年余の昔から伝わる和の衣装の持つ力は、何にも代え難いと思いました。
人と衣装の繋がりは、真に深く強いものです。
令和2年4月16日 小倉淳史
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