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友禅作家 四ツ井健 ~白からはじまる造形美~《開催終了/心より御礼申し上げます》|1月催事

「友禅作家 四ツ井健 ~白からはじまる造形美~」は、おかげ様で盛況のうちに終了いたしました。ご来場くださった皆様、オンラインでご覧になられた皆様に心より御礼申し上げます。


私の眼差しの先に広がる自然、その美しさには
調和、変化、そしてリズムが存在します。
自然界で原理原則を見つけることは難しい、
だからこそ、その変幻自在さは可能性を秘めています。
月花、彩雲、蒼穹、煌星、銀嶺、その在りようを
白からはじまる造形美で染め上げました。
                      四ツ井 健

今回、ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)の新テクノロジーを活用した、初の友禅染作品も発表いたします。是非、ご高覧ください。

2024年1月19日(金)10時に発表されたプレスリリース内容を以下よりご覧いただけます。

プレスリリースはこちら

会期:2024年1月19日(金)~21日(日)
場所:銀座もとじ 和織、男のきもの、オンラインショップ
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ和織 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
(電話受付時間 11:00~19:00)

ぎゃらりートーク

日程:1月20日(土)【開催終了】
時間:10:00~11:00
場所:銀座もとじ和織
定員:40名(無料・要予約)

ソニーCSLによる説明 

19日(金) 11:30 【開催終了】/ 14:00【開催終了】 / 17:00【開催終了】
20日(土) 14:00 【開催終了】/ 17:00【開催終了】
21日(日) 11:30 【開催終了】/ 14:00【開催終了】 / 17:00【開催終了】

会場:銀座もとじ 和染
定員:5名様(無料・要予約)
※各回30分程度
※各回の後、作家による作品解説

作家在廊

日程:1月19日(金)~21日(日)
時間:全日11:00~19:00

四ツ井健さんのご紹介

「着物はファッションである」の言葉を礎に
丁寧なデッサンから生まれる現代的な友禅染。

1962年、石川県金沢市生まれ。金沢市内の工房で、伝統的なもち糊による手描き友禅染の全工程を一人で手がけられ作品制作をされています。
グラフィックデザイナーを志しデッサン教室へ通っていた10代の頃、友禅工房で師となる方と出会い10年余りの修行時代を過ごします。元メーキャップアーティストでファッションへの造詣の深かった師の「着物はファッションである」という言葉は今もデザインの基礎として常に念頭に置かれ「時代の動きを敏感に感じその時代の空気にあった物づくりをしなければならない」とおっしゃいます。
自然と山登りが好きな四ツ井さん。雲や山並み、高山に咲く可憐な草花をデッサンから抽象化して、時に幾何学的なモダンなデザインに昇華させています。洗練された都会的な印象でありつつも、対象物への温かな眼差しが奥深く感じられる四ツ井さんならではの友禅染の世界を作られています。

略歴

1962年 石川県金沢市に生まれる
1981年 金沢市内友禅工房に勤める
1991年 第32回石川の伝統工芸展初入選
1994年 第35回石川の伝統工芸展・奨励賞(以後3回)
2002年 第43回石川の伝統工芸展・日本工芸会賞
2006年 日本工芸会正会員に認定
2007年 第41回日本伝統工芸染織展 友禅訪問着「あけぼの」北國新聞社賞
2009年 第43回日本伝統工芸染織展 友禅訪問着「源流」日本経済新聞社賞
2014年 第48回日本伝統工芸染織展 友禅着物「流水」東京都教育委員会賞
2015年 第56回石川伝統工芸展 友禅着物「爽流」NHK金沢放送局長賞

詳細はこちら

四ツ井健さんの記事はこちら

四ツ井健さん|泉二の一口対談

四ツ井健さんが来店されました|今日の店主

四ツ井健さんの作品を紹介します

友禅 九寸名古屋帯「桜文」

コーディネート説明
「桜文」帯×結城紬で、春のランチへ
ピンクと墨色の配色が印象的な桜の帯。着物は結城紬の無地でシンプルにして、帯を主役に。帯揚は帯と同系色でなじませて、帯〆は大人可愛い小桜組の濃い色で引き締めました。一足早い春を楽しんでお食事に。

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友禅 九寸名古屋帯「雪渓」

コーディネート説明
「雪渓」帯×白大島で、春の美術館巡りへ
「雪渓」をイメージしたシャープな帯には、花モチーフの曲線がやわらかな白大島を合わせてバランスよく。寒色系で統一された中に、帯〆のオレンジがアクセントとなり、元気な春を感じさせます。春のランチや美術館巡りへ。

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友禅 訪問着「松韻」

コーディネート説明
「松韻」訪問着をモダンな大人の社交着に
風車のように描かれた洗練された「松」モチーフの訪問着を、色数を抑えて、都会的に装って。幾何学の着物に、帯も幾何学を合わせてすっきりと。洋装も集う現代の着物シーンにふさわしい、仰々しくなりすぎない雰囲気の大人の社交着スタイル。訪問着を、ちょっとだけ特別な食事会やお祝い会、コンサートでも着られる一枚に。

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友禅 九寸名古屋帯「氷雪」

作家コメント
以前北海道宗谷地方へ旅をしたことがあります。稚内から利尻島、礼文島へとフェリーで渡り浜辺や草原を歩きました。9月でしたが幸い天気も良く礼文島の最北、スコトン岬から望むオホーツクの海はとても美しかったです。しかし冬になるとここは日本最北地。氷と雪だけの極寒の世界になります。想像も付かない位の厳しさでしょう。この海の向こうの南樺太は義祖父の生まれ故郷であります。

友禅 角帯 紬「白雨」

作家コメント
こちらは、ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)の新テクノロジーを活用し、動きのある色面を構成する角帯のデザインを考察した作品です。幾何学模様の角帯はそのテクノロジーを使うことで微妙な変化を確認しながら調整できるのでとても有効と感じます。連続し少しずつ変化を付けることで同一ではないが同一性がある模様が生まれるため、蒔糊による染で同じものが二つと存在しません。

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