「繋がり」をテーマに、「銀座もとじ」とグラフィックアーティスト「Kanta Desroches(カンタ・デロシュ)」によるダブルネームで製作いたしました『銀座もとじ創業40周年記念風呂敷』が、4/28発売のエル・ジャポン6月号とヌメロ・トウキョウ6月号で紹介されました。
エル・ジャポンでは、p39で「LIFE WITH ART」と題して、ヌメロ・トウキョウでは、p205で伝統をつなぐモダンな風呂敷として取り上げていただいています。ぜひご覧ください。
こちらの風呂敷が出来上がるまでの様子をレポートいたしました
二代目・泉二啓太が、銀座もとじ40周年記念の風呂敷を染めてくださった、京都・伏見にある馬場染工場さんを訪ねました。大正2年に創業され、今年で創業107年目を迎えられる馬場染工場さんでは、昔ながらの材料や染め方を守りながら、一つ一つ手作業で丁寧に仕上げていきます。
GINZA MOTOJI × Kanta Desroches
テーマは「繋がり」。
伝統文化継承のために未来へと繋ぐバトン。先人から受け継がれるものは、技術や知識だけではなく、変りゆく時代の中で “生きた技術” として変化と革新を続ける開拓者精神でもあります。
このデザインには、人と人との繋がり、自然との繋がり、宇宙との繋がりを大切にしながら未来へ継承していくというメッセージが込められています。
日本人が育んできた「包む文化」。“品物を大切に扱う心” “贈る相手に敬意を払う心” そんな真心までも包む『風呂敷』。多くの人々に親しまれているアイテムを通して、伝統文化の素晴らしさを見つめ、「繋がり」を大切に、大事な方へ思いを届けてほしいと願います。
【素 材】 正絹100%(丹後ちりめん/ 鬼シボ )
【価 格】 19,800円(税込)
【色展開】 3色
【サイズ】 80cm×74cm ※桐箱入り
ギフトにも最適です
Kanta Desroches(カンタ・デロシュ)
パリ・フランス生まれ。
2010年グラフィックデザインスタジオ「LSD」を設立。両親の影響により幼い頃よりアートや東洋芸術、日本文化に関心を持つ。「アートとデザインでフランスと日本を繋げる」というコンセプトのもと、パリ オペラ・コミック座の招待状をはじめ、2017-2018年にポンピドゥー・センター・メッスでの「Japan-ness et Japanorama展」のメインビジュアルをデザイン。 また2018年の三越伊勢丹の年間広告を手がけ、その後も四季折々の催事へ作品を提供。 現在は活動の場を広げ、グラフィックだけでなく、ブランドディレクションなど幅広く活躍し、多くのクライアントから支持されている。
デザインコンセプト
わたしたちの身の回りの様々な「繋がり」の糸を辿っていくと、それらは宇宙規模の広がりを呈すことに気づかされます。全てが繋がっていて、 私たちも自然のごく小さな一部であり、万事が主体です。どの方向から見ても成立する画は、見る者の主体性を尊重しながら画の枠を飛び越えて、私たちの日常へ浸食します。
こうして、世界を新しい眼で捉えるよう働きかける二つの手は、一方で差し伸べ合う手としても見え、それでいて解かれたばかりの離れゆく手にも見えます 。さらに目を凝らして眺めてみると、この二つの手が実は反転した同じ手であることに気づかされます。多様な解釈を可能にする構図から、物事を多角的にとらえる楽しさや大切さを伝えます。
FIGARO.jp「アーティスト、カンタ・デロシュが語る、フィガロで表現したパリ。」
オンラインメディア「FIGARO.jp」では、カンタさんがグラフィック&デザインの世界に入られたきっかけや、影響を受けたアーティスト、カンタさんならではの「和と欧の世界観」がどのように生み出されたかなどを語られています。