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森口邦彦先生の半生が全14回にわたり連載中!朝日新聞「語る 人生の贈り物」|メディア

※邦の字は正しくは旧字です。

2024年12月2日(月)より朝日新聞 朝刊 文化面「語る 人生の贈り物」にて森口邦彦先生の半生をつづった連載(全14回)が始まりました。ぜひご覧ください。

朝日新聞『語る 人生の贈りもの』
あのときの出来事が、いまの私につながっている――文化芸能を中心に、様々な分野で確かな足跡を残してきた大家や名優に、その歩みを振り返ってもらいます。(ウェブサイトより引用)

※外部サイトに移動します。全文閲覧には会員登録が必要です。

1 三越の袋、僕です 手の届く伝統を《12月2日(月)》

2 父も友禅作家、「絵」で支えた生活《12月3日(火)》

3 戦争はあかん、消えぬ小1の悲しみ《12月4日(水)》

4 洋書・画集並ぶ家「将来は絵描きに」《12月5日(木)》

5 日本画にない色に感動、パリへ《12月6日(金)》

6 ヒョウと学芸員と 船上の出会い《12月10日(火)》

7 僕を目覚めさせた 師バルテュス《12月11日(水)》

8 個性伸ばす学校、好成績で留学延長《12月12日(木)》

9 「家業で君の表現を」卒業後の導き《12月13日(金)》

10 不安ぬぐい修業開始、初出品で入選《12月16日(月)》

森口邦彦氏プロフィール

1941年京都市生まれ。1963年に京都市立美術大学(現・ 京都市立芸術大学)日本画科を卒業後、渡仏。パリ国立高等装飾美術学校でグラフィックデザインを学び、1966年卒業。帰国後、『友禅』重要無形文化財保持者(人間国宝)であった父・森口華弘氏の下で友禅技法を学ぶ。1988年仏政府レジオン・ドヌール芸術文芸 シュヴァリエ章受章、2001年紫綬褒章受章、2007年『友禅』重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定、2013年旭日中綬章受賞、2020年文化功労者に選定、2021年仏政府レジオン・ドヌール・コマンドゥール章受章。 
父・華弘氏が花鳥風月の古典美をモチーフにした作風であるのに対し、幾何学模様を配したグラフィカルな表現を極める。作品はV&A博物館、NYメトロポリタン美術館をはじめとする世界の主要美術館に所蔵されるなど、海外でも高く評価されている。

1941年 京都市生まれ
1963年 京都市立美術大学日本画科卒業、フランス政府給費留学生として渡仏
1966年 パリ国立高等装飾美術学校卒業
1967年 父・森口華弘のもとで友禅に従事し始める
1969年 第6回日本染織展にて文化庁長官賞
     第16回日本伝統工芸展にてNHK会長賞
2001年 紫綬褒章受章
2007年 重要無形文化財「友禅」保持者に認定
2009年 「森口華弘・邦彦展ー父子人間国宝ー」(滋賀県立近代美術館・読売新聞東京本社)
2013年 旭日中綬章受賞
2016年 「森口邦彦-隠された秩序」展(パリ日本文化会館・国際交流基金)
2020年 「人間国宝 森口邦彦 友禅/デザインー交差する自由へのまなざし」(京都国立近代美術館)
2020年 文化功労者に選定
2020年 フランス共和国 レジオン・ドヌール・コマンドゥール章受章
2023年 フランス発ジュエラー「ヴァン クリーフ&アーペル」とのコラボレーションによる、プレシャス ボックスを制作

森口邦彦氏ご紹介ページ

ショートムービーをYouTubeに公開中

[動画制作:塩川雄也]


【和織物語】友禅作家・森口邦彦のデザインエッセンス―秩序の発見と展開

著者:外舘和子(多摩美術大学教授)

今回の「重要無形文化財「友禅」保持者 森口邦彦展」に向けて、第58回日本伝統工芸染織展で鑑審査委員長も務められた外舘和子先生に取材執筆いただきました。ぜひご覧くださいませ。

※「邦」の字は正しくは旧字です。

和織物語を読む

銀座もとじスタッフが森口邦彦先生の工房を訪問!

お話を伺うだけでも十分すぎる幸運と思い参りましたが、作業部屋へ通していただくと、なんと先生は蒔糊の実習セットをご用意くださっていました。森口先生の「言葉」と「思い」たっぷりとお届けします。

レポートを読む

「きものsalon 2024-25秋冬」誌面で
森口邦彦先生と店主・泉二啓太が
対談させていただきました


「奄美大島に恩返しを」の見出しで始まる対談ページ(50-51ページ)では、6月の講演会や島の人々との交流で感じられたことなども語られています。ぜひ誌面を手にとってご覧ください。

奄美大島にて2024年6月開催
人間国宝 森口邦彦 講演会
「未来を描く」

森口邦彦氏の父であり人間国宝・森口華弘氏は奄美大島に滞在し、豊かな自然に触れ躍動感溢れる大島紬を制作しています。邦彦氏自身も、奄美大島の若者たちに自らの経験と体験で得た「自分が住む土地の豊かさを知ることは、人生の生きる力となり、創造力となり、宝ものとなる」という思いを伝えます。
 世界のすべての陸地は海に囲まれていて、世界遺産に認定された奄美大島は正に私たち一人ひとりが守り伝えていくべき人類共通の遺産です。私たちは生まれ育った場所があるからこそ、自らの生きる場を捉える確かなまなざしを取り戻し、未来を思い描くための大切な「道しるべ」として心に地図を持つことができるのではないでしょうか。
 我が国には、世界に卓越する工芸の伝統があります。伝統は、時代の中で生きて流れているもので、永遠に変わらない本質を持ちながら、一瞬もとどまることのないのが本来の姿であります。そこに従事する人間は先人、父祖から受け継いだ優れた技術を一層錬磨するとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることが課せられます。
 森口邦彦氏の父であり人間国宝・森口華弘氏は奄美大島に滞在し、豊かな自然に触れ躍動感溢れる大島紬を制作しています。邦彦氏自身も、奄美大島の若者たちに自らの経験と体験で得た「自分が住む土地の豊かさを知ることは、人生の生きる力となり、創造力となり、宝ものとなる」という思いを伝えます。

講演会の詳細を見る

主催:株式会社 銀座もとじ
後援:奄美市・奄美市教育委員会・龍郷町・龍郷町教育委員会・株式会社 南海日日新聞社・株式会社 奄美新聞社・本場奄美大島紬協同組合

視覚の冒険―森口邦彦の錯視的抽象の友禅(2019年)|和織物語

多摩美術大学教授 外舘和子先生に取材執筆いただきました。全文公開しておりますので、ぜひご覧ください。


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