神奈川県茅ヶ崎市に工房を構える組紐工房「偕可園」4代目、組紐師・児島有子さん。 明るく気さくなお人柄と、確かな組技術、独自の色彩センスに人気があります。 自宅兼工房の家屋を訪ねると、入り口には屋号「皆可園」の文字。茶席に使われていたものを譲り受けた年代ものなのだそう。 昔は「皆可園」だったのですが、字数が良かったので今は「偕」に変えられたと言います。
【銀座の柳染め】で作った絹糸
工房に伺った時は染め上げた翌日で、まだ糸がしっとりとしていました。 乾いてくるとまた少し違った色になるとのこと。水分をほんのりと含んだ生まれたての色は柳の香りがするようでした。 染めていただいたのは4色。「アイボリー色」はミョウバン媒染です。
「極薄柳」はアルミ媒染
「柳」もアルミ媒染
「焦茶」は鉄媒染
リバーシブル帯締め
「極薄柳×アイボリー」
「極薄柳×アイボリー」
リバーシブル帯締め
「柳×アイボリー」
「柳×アイボリー」
リバーシブル帯締め
「茶色×灰白茶」
「茶色×灰白茶」