藍田愛郎 作
プラチナボーイ 江戸小紋
「フランス縞」
作品コメント
フランス縞は、縞彫りの中でもとても珍しく、ゆっくりと流れる川のように途切れることのない揺らぎが特徴です。
この作品は、型紙を作る人やたくさんの人の手によって出来上がっています。
もとじさん、お客様、その先の未来がこの縞のように大きなうねりとなり、繋がって行っていただきたいです。
藍田愛郎 作
プラチナボーイ 江戸小紋
「九つ目十」
作品コメント
九曜、菱九曜、と同じく、天地四方を守護すると信じられ、厄除けとなります。
光り輝くもの、日、月、星を称して「曜」と呼び、丸印で表現されていました。
藍田愛郎さんからの御祝いメッセージ
啓太さん、社長就任おめでとうございます。
会長さんが親方(藍田正雄氏)を訪ねてこられた時に、
「今、息子は留学していて、今度、会いに行く」と嬉しそうに話していたこと。
また、工房に勉強をしにいらした時、親方が「金は錆びない」と熱く語っていたのを昨日のことのように思い出しました。
私もそうですが、伝統文化を大切に残しつつ、新しいことにチャレンジする啓太さんにこれからも期待しています。
藍田愛郎
藍田愛郎さんのご紹介
師・藍田正雄の名と技術、信念を受け継ぎ、
江戸小紋に新しい風を吹き込む。
2017年に惜しまれながら亡くなられた江戸小紋師・藍田正雄さんに師事し、「藍田」の名と技術を継承。日本工芸会新人賞、東日本伝統工芸展の川徳賞を受賞するなど、素晴らしいご活躍を続けていらっしゃいます。 お母様の田中正子さんは藍田正雄さんの一番弟子であり、お母様が染められた藍染めの江戸小紋を成人式に着たことがきっかけとなり入門。親方の藍田正雄さんとお母様の想いを通して受け継いできたものの大きさと確かさは計り知れず、「縞染め」「板引き杢」「深山染」などの技術をはじめ、心技にわたり親方の教えを人生を掛けて自分のものとし磨きあげられています。
2020年の40周年記念展ぎゃらりートークにて。左から二人目が藍田愛郎さん。
2019年 第53回 日本伝統工芸染織展 江戸小紋着尺「ねじり菊」大丸松坂屋賞
2020年 第60回 東日本伝統工芸展 江戸小紋着物「縄目養老に疋田縦ぼかし」奨励賞
銀座もとじ和染 2015年35周年記念展出品
2017年10月藍田正雄先生を偲ぶ会
2020年40周年記念展出品"
【お問い合わせ】
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472