人間国宝 福田喜重 作
プラチナボーイ 訪問着
福田喜重さんのご紹介
一針一針、一瞬一瞬の時を刻み
森羅万象を一枚の布に宿す。
京都の鴨川近くに工房を構える、福田喜重氏。 平成9年に「刺繍」の分野で初めて人間国宝に認定され、 作家活動とともに後継者育成にも力を注いでいます。 自然の移りゆく森羅万象を一枚の布に宿すために一切の妥協を許さず、 生地の選択から、意匠・染・縫・箔の全行程を一貫して手掛けられています。 一針一針で、一瞬一瞬の時を刺し込んでいく刺繍の美。 また、福田喜重氏が「水蒸気文化」と呼ぶ、湿気があるからこその霞や靄で朝焼けや夕焼けが楽しめる日本の景色。福田喜重氏独特の「染足の長い暈し」にはその情景と情緒が表現されています。
2017年の個展にて。
1980 年 第27 回日本伝統工芸展に「生々去来」を出品 奨励賞を受賞
文化庁に収蔵される
1992 年 京都府指定無形文化財保持者(刺繍)に認定される
1993 年 第40 回日本伝統工芸展に「平安」文化庁に収蔵される
1997 年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される
1999 年 紫綬褒章受章
2004 年 旭日中綬章受章
銀座もとじ和染 2011、2014、2016、2019年個展
2012年特別展開催
2015年人間国宝の染と織展
2015年35周年記念展出品
2020年40周年記念展出品
福田喜重さんについての
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2014年の個展に際し、多摩美術大学教授・外舘和子さんに取材執筆いただいた和織物語「刺繍が誘う華やぎの空間 - 人間国宝・福田喜重の世界」を公開しています。
【お問い合わせ】
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472