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池田リサ 記念作品

池田リサ 作
絵羽紬
「板締絣 綾織」

池田リサ 絵羽紬 「板締絣 綾織」

作品コメント
綾織という組織で、経糸が表に多く出るので、光沢のある“曙”という糸を使っています。 渋木で地染めした経糸を一度機にかけて、粗く仮織りします。 機からおろして、斜めに引いてずらしながら畳み、板で締めて、矢車でグレイの濃淡を染めました。 一度伸ばして、再度違う角度でずらして畳み、化学染料のブルー(青と黄色の混色)で染めました。 染め上がったら、仮織りした糸を除きながら巻いて、機にかけて織ります。 柄は前後など完全に合わせることは難しいのですが、大きな流れが出るように考えました。

池田リサさんのご紹介

織り、ほどき、もう一度織る、独自の「板締め絣」。 色と色が交差し溶け入る美しいグラデーション。

	 絵羽紬	 池田リサ

国画会会員の池田リサさんの作品の特徴は、その絣模様の美しさ。柳悦博氏に師事され、独自に考案された「板締め絣」技法により空間性あふれる作品を創作されています。糸作りからこだわり、ご自身で精錬した絹の経糸と綿の緯糸でいったん仮織りし、その生地を型を彫り込んだ板で締め合わせ染料に浸し染色。染め上がりをほどき、経糸のみ取り出してずらしたり反転させてりして整経し、もう一度織り上げます。丁寧に糸づくりされた絹の光沢に草木染料の透んだ色彩が染まり絣模様となって完成した作品は神々しいばかりの美しさを放っています。

池田リサさんの他の作品・詳しい情報


社長就任記念展 希‐のぞみ

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