カンタ・デロシュ 作
長襦袢
「Réflexions de Ginza」
Rouge écarlate (ルージュ・エカルラット)
作品コメント
「Réflexions de Ginza」(レフレクション・ドゥ・ギンザ)
タイトルの「Réflexions」はフランス語で「思いを巡らす」という 「精神」を表すことばで同時に「光の反射や音の共鳴」という「物質」を指すことばでもあります。 銀座の街の豊かな「歴史的記憶」と視覚を通して感じる「物質」としての銀座の2つの側面に焦点 を当てたタイトルです。
銀座は時代に沿って様々に変化し、再構築を繰り 返してきました。受動的な街ではなく、私たちの 思考を刺激し、様々な行動に駆り立てる能動的な街、銀座。 今回、銀座にそびえ建つ様々な建築物を重ね合わせ、まるで動き出すかのように、生きた街として の”今の銀座”をグラフィックで表現しました。
Bleu minéral (ブルー・ミネラル)
カンタ・デロシュさんからの御祝いメッセージ
物事の本質を素直に捉える力で、日本の古き良きを愛する啓太さんの、数々の先進的な取り組みを拝見してきました。岐路に立つ日本の伝統を担う業界、その全体を盛り上げる若き旗手として、時代を駆け抜けていってくれることを期待しています。
細部へのこだわりと、外へ開けた柔軟性が共存する啓太さんのまっすぐな姿勢からは、銀座もとじを零からデザインし、成功へ導いた会長様の人間力が引き継がれていることを幾度と感じてきました。
同世代の啓太さんと、銀座もとじの新たな冒険にご一緒できることは、僕にとって限りない喜びです。
社長御就任、おめでとうございます。
Kanta Desroches
カンタ・デロシュさんのご紹介
グラフィック アーティスト
大胆なグラフィックで詞的な世界を描き、視覚を超えて、観るものの感覚を刺激する作品を制作。視覚詩や日本美術に影響を受け、パリと東京を拠点に活動する。フランス×日本を体現した新鮮な表現で時代を切り取り、モダンな手法で暖かみのあるヴィジュアルを描き出す。2010年グラフィックデザインスタジオ「LSD Studio」を設立。Steidl、Vogue、Elle、Figaroなど多くの出版物へ作品を提供し、ポンピドゥー・センターのグラフィックも手がける。
カンタ・デロシュさんについての
おすすめの読み物
銀座もとじ創業40周年を記念し、カンタ・デロシュさんとのダブルネームによるオリジナル風呂敷「繋がり」を制作。 カンタ・デロシュさんのパーソナルな魅力と今回の風呂敷に込めた想いを伺いました。
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