こくたせいこ 作
プラチナボーイ
ろうけつ染 小紋
こくたせいこ 作
プラチナボーイ
ろうけつ染 九寸名古屋帯
こくた せいこさんからの御祝いメッセージ
1994年1月22日刻印の一枚の写真があります。
先代の社長、スタッフと共に写った一丁目の「もとじ」の店内です。
「こくたせいこ」の「銀座もとじ」第一回作品展の未熟な着物もバックに写っています。
その時、私は作品展のできる新たなギャラリーを探していました。
「銀座ってギャラリー多いですよね。どこか知りません?」ほとんどササヤキ程度の一言でした。「ウチでやったらいいよ」間にどんなビジネスの魂胆があったかは知りません。
自分の未熟さは知っています。その進取の気概に応えたい、と思いました。
先代社長とのお話ですが、そこに「もとじ」の真髄があり、私の限りない感謝があります。
啓太社長は、新たな進取の気風を発揮され新生「もとじ」を築いてくださることを祈念してお祝いの言葉にします。
おめでとうございます。
2022.8.10 こくた せいこ
こくた せいこさんのご紹介
無駄をそぎ落とした線と面の世界。
唯一無二の存在感が楽しい。
無駄を極限までそぎ落とした線と面によるデザイン。一目見ただけでわかる唯一無二の個性と独特のセンスに人気が集まります。 「ろうけつ(臈纈)染め」とは、染めない部分を融かした蝋で伏せた上で、染色する技法です。蝋は、筆や刷毛につけて模様を描いたり、木版につけて捺印したりして生地にのせていきます。そして染色後、蝋の載った生地を蒸し、蝋を落とします。蝋の流れやかすれがろうけつ染め独特の味を作り出すのです。こくたせいこさんのろうけつ染めは心の赴くまま生き生きと描かれ、のびのびと健やかな力強さに満ちています。 とにかく着物を着ることを楽しんでほしい、と仰るこくたせいこさんは、ご自身もとてもよく着物をお召しになられます。着る人の好みによって着こなしの表情が幾重にも変化するきもの。無限にある線と面との可能性をお楽しみください。
2022年9月の個展にて、左から会長・泉二、こくたせいこさん。
銀座もとじ和染 2001年から2019年まで2年毎、2022年は3年ぶりに開催
2010年30周年記念展出品
2015年35周年記念展出品
2020年40周年記念展出品
こくた せいこさんについての
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2022年9月に「ろうけつ染 こくたせいこ展」を開催しました。
催事ページでは、その時の展示作品の一部をご覧いただけます。
【お問い合わせ】
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472