松原智仁
銀線細工 帯留
「葡萄」
銀線細工とは
銀を細くワイヤー状にしたもの=銀線を、模様をかたどりながら巻き上げ、溶接して造形を完成させる「銀線細工」。英語ではフィリグリー(filigree)と呼ばれ、古代エジプト文明の遺跡から出てきたという記録もあるほど、古くから伝わる技法です。
日本では1500年代に、長崎県・平戸から持ち込まれたと言われており、その後平戸藩の江戸屋敷の近所に秋田藩屋敷があったご縁で技法が伝播。秋田県に銀山があったことから銀線細工が発展したとされ、今でも秋田県の県指定の伝統的工芸品となっています。
松原智仁さんのご紹介
独学で彫金を始め、ジュエリーやアパレルブランドの商品を受託製造しながら技術を磨く。その後、セレクトショップにて帯留販売したのを機に、帯留制作をスタート。
2008年にアトリエを設立、2011年に「tomohito matsubarabara」のブランド名でジュエリーラインを発表以後、百貨店やギャラリー、セレクトショップなどで商品を販売しながら、東京、京都、ミラノなどで展示会を重ねられています。
【お問い合わせ】
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472