段々とご自宅で浴衣に着慣れてきたら、今度はぜひ、ご自分のお着物を仕立ててお出かけしてみませんか? 初めて着物を買うときは、何をどのように揃えたら良いのかよく分からない、という方もいらっしゃると思います。今回はそんな方のために、着物の買い方、選び方をご紹介します。 まず、どんなものが欲しいか、「お出かけされる場所」や「予算」をイメージしてみましょう。 結婚式、観劇、お茶席、食事会などお出かけ先により、“格合わせ”などの多少の決まり事はありますが、まずは難しいことは考えずに、どういう場所へ、どのようなものを着てお出かけしてみたい、と具体的にイメージしてみましょう!
インターネットで検索したり、着物関連の書籍や雑誌などでいろいろと着姿や商品情報を知ることもできますので、お好みのテイストや色柄、価格などをリサーチしておかれるとよいでしょう。 最初は、まずは練習用として手頃なものをという方もいれば、最初からこだわりの上質なものを買い揃えたいという方もいらっしゃると思います。ご自分の着姿のイメージを少しでもつかめたら、呉服店に相談してみましょう。
結婚式、観劇、お茶席、食事会などお出かけ先により、“格合わせ”などの多少の決まり事はありますが、まずは難しいことは考えずに、どういう場所へ、どのようなものを着てお出かけしてみたい、と具体的にイメージしてみましょう!インターネットで検索したり、着物関連の書籍や雑誌などでいろいろと着姿や商品情報を知ることもできますので、お好みのテイストや色柄、価格などをリサーチしておかれるとよいでしょう。 最初は、まずは練習用として手頃なものをという方もいれば、最初からこだわりの上質なものを買い揃えたいという方もいらっしゃると思います。ご自分の着姿のイメージを少しでもつかめたら、呉服店に相談してみましょう。 私が最初にお薦めする素材は、「紬(つむぎ)」という素材です。ふっくらとした風合いの真綿(まわた:繭を煮て綿状にして引き伸ばしたもの)を用いて織ら れた、素材自体が丈夫であたたかみのある着物で、食事、買い物、街歩きなど、普段の様々なシーンで重宝します。また、紬の着物は着崩れしにくく、着重ねる 度に風合いが柔らかくなっていく、年月を経ての楽しみもあります。始めは、着物と帯だけの「着流し」スタイルから揃えて楽しんでみてはいかがでしょうか。 まずは、着物、角帯、長襦袢に草履を揃えます。その他、長襦袢の代わりに用いられる半襦袢(じゅばん)や肌襦袢、下ばき(ステテコ)、足袋、腰紐(こしひも)×2本など を揃えていただきます。注意していただきたいのが、着物の場合、反物(着物の生地)価格以外に仕立てや裏地などが必要ですので、お買い物をされる前に、反物以外の付属品価格もしっかりと聞いておくことが大切です。(※銀座もとじでは、商品価格にお仕立て代・裏地代が含まれています。また仮縫いサービスも導入しております。) おしゃれに着るには顔映りも重要です。できれば気に入った商品を3点ほど選んで、反物を鏡の前で両肩から掛けてもらって、顔映りと全体の印象を確認しましょう。着物は、洋服のときのお好みとまた違った色や柄の雰囲気がお似合いになることが多々あります。着物によって、あらたなご自分の一面を発見されることも着物の楽しみの一つです。ぜひ、ご自身に似合うお色柄をお選びください。
泉二弘明の”きもの生活のすすめ” 一覧