男のきもの入門
知っておきたい和服のポイントや着物姿に必要な和装品の種類、仕立てに関する基礎知識など“男のきもの入門”として分かりやすくご紹介いたします。知っておきたい和服のポイント
きものを楽しむ前の予備知識として、デザイン、素材、機能性などについて、ポイントをおさえておかれるとよいでしょう。奥深い着物の知識は、必要に応じて楽しみながら覚えていきましょう。 決して難しい世界ではありません。 知っておきたい和服のポイントはこちら着物姿に必要な和装品の種類
初めて着物を着る場合、それも"ゼロ"からのスタートとなる方には、わからないことばかりかと思います。ここでは着物姿に必要な和装品を簡単にご紹介いたします。 【最低限必要なもの】 着物と帯だけの着姿を「着流し」といいます(「着流し」は男性限定の和装表現です)。以下の和装品は、着流し姿に必要なものとなります。 長着とは・・・ いわゆる着物本体のことを長着(ながぎ)といいます。最低限、この長着と帯があれば着流し姿が成り立ちます。 着物姿に必要な和装品の種類はこちら仕立てに関する基礎知識
着物は着る人の身体にぴったりと合った寸法で仕立てることで、着易さも着心地も格段に良いものとなります。当店では、採寸用の見本着物を試着していただき、必要な差異を確認しながら、丁寧にお体の各部寸法を測らせていただきますが、和服では洋服のサイズ把握とはかなり異なる部分が多いため、ご自身のサイズを覚えておかれるとよりスムーズに適切な寸法を捉える事ができます。そこで、ほんのごく一部ではありますが、ここでは仕立てに関係する基本的な事項をご紹介いたします。 仕立てに関する基礎知識はこちら着物のデザイン
着物はご存知のように直線裁断による縫製で仕立てられる衣服ですが、洋服と異なり、着物の場合は、縫い合わせた糸を解き、全てのパーツに分離した後も、切り分けた通りに並べなおせば、また元の一枚の布の形になるのです。この驚くべき仕様は、世界に類をみない服であるといえるでしょう。衣服としての役目を終えたあとにも様々に形を変え、生活の中で活用される側面を持つ着物は、世界で最も完成されたエコロジカルな衣服であるといっても過言ではないほどです。 着物のデザインはこちら「染めの着物」と「織りの着物」
「染めの着物」とは、白生地を先に織ってから様々な技法によって後から染めて作られた着物で、「織りの着物」とは糸を先に染めてから織りあげて作られた着物のことをいいます。このため「先染め」といえば織りの着物を、「後染め」といえば染めの着物のことをいいます。 「染めの着物」と「織りの着物」はこちら和装寸法の計算単位
長さを測る単位は、日本では通常メートル法を用いていますが、着物の世界では現在も尺貫法を用いています。和裁に縁のない方には馴染みがない単位ですが、着物の仕立ては基本的にこの尺貫法で行われるため、裄や身丈といった寸法を測るとき、あるいは伝えるときに、この尺貫法での寸法理解ができると間違いが防げます。 和装寸法の計算単位はこちら基本的な和服の手入れ
和の文化を生活に取り入れる人が増えている中、嬉しいことに着物を愛用する人々も非常に増えてきています。洋服と違い、正絹素材が中心となる着物は、着用後のお手入れにも多少の心得が必要です。 基本的な和服の手入れはこちら和装品の数え方
「きものの数え方」を改めて問われると意外と即答に困ってしまう人が多いのではないでしょうか。箪笥を一棹、豆腐を一丁などと数えるように、和装品にも本来は特有の数え方があります。洋服文化の台頭の影響もあってか、現在では曖昧に使用されているものもありますが、ここでは代表的な和装品について、日本人が旧来から使用してきた数え方をまとめてご紹介いたします。 和装品の数え方はこちら男のきもの WEB講座 一覧
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