和服 ~"洋服"より後に生まれた言葉~
「和服(わふく)」という言葉は、実はそれほど古くから使われている言葉ではありません。「和服」という言葉の出現自体は大正時代であるといわれていますが、実際には昭和の第二次大戦後になってから定着していったようです。
現在、「和服(わふく)」という言葉は、日本在来の衣服、つまりきものの総称で、通常は着物と同義語として使用されていますが、明治時代になって洋装が広まるまで、「服」といえば「きもの」のことを指していました。当時の主流は当然きものの方であり、これと区別するためにわざわざ西洋の服に対し「洋服」と名づけられました。
しかしその後、急速に洋装が一般化し、第二次大戦後の頃には逆に服といえば洋服を指すようになりました。
そこで今度は、日本旧来の服、つまりきものを指すために、わざわざ「和服」という言葉が使われるようになったのです。
今、そんな「和服」を着こなしている人たちが、とても注目を集めています。「和」のテイストを求め、和のある暮らしが本当に多くの人に望まれているのも確かです。
銀座もとじでは、そうした和のある暮らしを始めようという方々に、さまざまな和のスタイルを提案しております。
WEBでも、実店舗でも、ぜひ一度「和服」の醍醐味に触れてみてください。
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