男の着物の商品紹介
銀座もとじならではの商品のご紹介。銀座もとじの店主 泉二弘明は奄美大島出身で「大島紬」は銀座もとじの原点です。また糸からこだわって作る“プラチナボーイ”は不動の人気商品となっています。大島紬 <もとじの原点>
銀座もとじ店主 泉二弘明(もとじこうめい)は奄美大島の出身です。箱根駅伝を夢見てマラソン選手候補として上京しましたが怪我のため入院、1年間の車椅子生活を余儀なくされ、陸上の夢をあきらめました。進む道がとざされ、途方にくれる毎日。生きていく価値すら見つけられない。そんな絶望的な日々を救ってくれたのが、奄美を出るときに母が持たせてくれた亡き父の形見の大島紬でした・・・ 亡き父の形見の大島との出逢いがなければ、今日の銀座もとじはありません。 大島紬 <もとじの原点>はこちら江戸小紋 ~武家の裃から発展した技術の粋~
染めの着物である江戸小紋は、男性にもおしゃれ着として人気の高い着物です。紋を入れれば、準礼装としても着用できますので、広く活用できる着物でもあります。 江戸小紋は、江戸時代中期以降には庶民の間でも流行し、男女とも広く着るようになりました。裃柄のみならず、町人たちのおしゃれ志向が動植物や道具類や縁起ものや語呂合わせといった多彩な図案を生み、数千種類にも登る型紙が作られています。これらは現代にも伝統柄として広く愛されているものが数多くあります。 江戸小紋 ~武家の裃から発展した技術の粋~はこちら糸からのこだわり プラチナボーイ
「プラチナボーイ」は、長いきものの歴史の中で、実現不可能とされてきた夢を、21世紀の今まさに叶えることのできた、史上初の蚕品種の名です。「プラチナボーイ」の価値は、その品質の高さだけにとどまらず、生産履歴の明確なものづくりが、本当の意味で作り手と製品、そして消費者を繋ぐことを実現した点にもあります。 これまでは、養蚕農家は自分の作った繭がどのような糸になり、さらにどんな着物になるのか、一生知ることがないのが普通だったのです。「プラチナボーイ」の糸で作った着物が完成し、その着物を、生みの親、育ての親の皆様に直接見ていただくことが可能になりました。 糸からのこだわり プラチナボーイはこちら御召 <徳川家の着物(御召料)>
「御召(おめし)」は、御召縮緬の略称で、通常の縮緬と違い、糸の状態で精錬してから先染を行った後で織って作られる、先練り織物の代表です。「御召」の名は、徳川十一代将軍の徳川家斉が好んでお召しになり、徳川家の着物(御召料)としたことからその名がついたと言われています。当時、家斉が着たものは柳条縞緬(りゅうじょうちりめん)という縞御召の起源ともされる種類のものでした。 御召 <徳川家の着物(御召料)>はこちら男のきもの WEB講座 一覧