日々、大島紬を着て店に立っている銀座もとじのスタッフが、日替わりで大島紬の魅力とおすすめコーディネートをご紹介してまいります。
女性コーディネート
~女性のきもの店長・野田のおすすめ~
私が思う大島紬の魅力
3月、だんだん暖かくなるにつれて、大島紬が着たくなります。
着た時のこの軽さは、他の紬とは違う独特な心地よさがあります。
見た目にも軽やかな風合いは、今の季節にぴったりです。
泥染めや藍染めのような濃い色でも、着た印象が重たくならないのが、嬉しいです。
おすすめの大島紬コーディネート
古典的な鶴の地あき※の泥大島紬。
鶴の色、空にはばたく表現が美しく、静かながらも重厚感のあるコーディネートにしました。
色も敢えて足さず、泥大島の漆黒と紫の2色にまとめました。
大人の雰囲気で、ディナーやコンサートなどのお出掛けに。
※地あき・・・無地場の空間がたっぷりとあるもの。
無地を織った後で再び絣合わせが必要となるので、技術的には大変難しい。
■きもの:大島紬 9マルキ 「鶴」
会員価格 1,595,430円(お仕立代・税込 1,679,400円より5%OFF)
■帯:四ツ井健作 九寸名古屋帯「結」
会員価格 378,100円(お仕立代・税込398,000円より5%OFF)
■帯〆:伊藤裕子作「ゆるぎ組 本金散らし 藤納戸」
会員価格 41,800円(税込44,000円より5%OFF)
■帯揚げ:会員価格 9,405円(税込 9,900円より5%OFF)
女性のきもの店長・野田
着物が好きで、もとじに入社して18年目になります。自分自身、背が高いため、体型に合った柄、バランスを特に考えながら、着物選びをしています。お客様にとってベストな美しい着姿を提案できたらと思っています。
お問い合わせ:女性のきもの店 03-3538-7878
男性コーディネート
~男のきもの・栗原のおすすめ~
私が思う大島紬の魅力
全く着物経験のなかった私が、入社後初めて買った着物が大島紬でした。
もとじは大島紬を仕事着にしている先輩スタッフが多く、勧めもあって選んだのですが、軽くてシワになりにくく、裾さばきが気持ちいいです。
勤務中は動き回りますし、着物姿で掃除もしますが、とにかく動きが楽です。楽でありながら程よいきちんと感がある所が好きです。
着慣れた方はもちろん、初心者の方にもにもおすすめです。
おすすめの大島紬コーディネート
大島紬の柄は多数ありますが、その中でも男の中の男柄、西郷柄のアンサンブルのコーディネートです。
近づくと、絣に鮮やかなエメラルドグリーンが効いています。エメラルドグリーンは奄美大島の海の色。吉野間道の角帯の差し色と響き合い、鮮やかに引き立ちます。
都会でも奄美の風を感じて、ディナーや大事な方に会う、ここぞという時にも力を貰えるコーディネートです。
会員価格 741,000円(お仕立代・税込 780,000円より5%OFF)
■角帯:藤山千春作 吉野間道
会員価格 266,000円(お仕立代・税込 280,000円より5%OFF)
男のきものスタッフ・栗原
入社3年目。東京生まれの30代。前職時代「銀座もとじ」の記事を読み、二代目・泉二啓太のメッセージに共感して転職を決意。自分自身がそうであったように、着物はじめの方にも気軽にカジュアルに、着物の楽しさを知っていただけたらと思っています。最近ではものづくりにも取り組んでいます。
お問い合わせ:男のきもの店 03-5524-7472
《4/16~18》大島紬展~あなたは着心地派?柄派?~