日々、大島紬を着て店に立っている銀座もとじのスタッフが、日替わりで大島紬の魅力とおすすめコーディネートをご紹介してまいります。
女性コーディネート
~女性のきものスタッフ・浅井のおすすめ~
私が思う大島紬の魅力
軽やかで、裾さばきも良く、着ていて疲れません。
少し暖かくなる季節、秋のまだ寒くない時期、とても重宝します。
最近は暖冬なので、着用する期間は、より長くなっていると思います。
おすすめの大島紬コーディネート
今回のテーマは桜。
誰にでも愛される日本を代表する花を緻密な絣で表現した贅沢な大島紬に、
桜の花弁色のシンプルな織の帯を合わせてお着物の柄を引き立てました。
コーディネートでまさに満開の桜を表現してみました。
このような組み合わせでしたら、春先のお出かけはもちろん、
海外でのパーティーやコンサートでお召し頂いても華やぎますね。
■きもの:都成織物 泥大島紬 9マルキ「色絣桜市松取り」
会員価格 741,000円(お仕立代・税込 780,000円より5%OFF)
■帯:袋帯「織繧繝 組井筒 桜色」
※価格は気軽にお問い合わせください。
女性のきものスタッフ・浅井
着物や帯は同じ形をしていますが、素材や柄や色によって、その人らしさ、季節感などを演出できます。海外で暮らして、日本文化の素晴らしさを再発見しました。他の国にはないお洒落が楽しめると同時に、より自己表現できるのが着物だと思います。
お問い合わせ:女性のきもの店 03-3538-7878
男性コーディネート
~男のきもの店長・佐々木のおすすめ~
私が思う大島紬の魅力
「こんな布、初めてみた、、、ツヤが渋くてカッコいい、、、しかも触れたことのない風合い!!」
一目惚れして初めて誂えた着物が大島紬。
想像以上に身体に寄り添い、そして軽く、独特の音が心地よい。
クセになるのが大島紬。
裾がひらりと返る時の感触も、他にはない唯一無二の心地よい感触。
おすすめの大島紬コーディネート
軽やかで肌にまとわりつかずサラリと着心地の良い夏大島。
益田勇吉さんが故郷・喜界島の海を思い浮かべて図案化したのが、この渚絣です。
明るい日差しを反射したさざなみのような絣が、歩いたり動いたりする度に光を乱反射します。
羽織にした紋紗のよろけ縞は、透け感豊かで、すれ違う人にも涼を運びます。
6月から盛夏を通じて9月まで。
夏だからこそ出掛けたくなる装い。
川床での会食、ホテルから見る花火大会などにいかがでしょうか。
■きもの:益田勇吉作藍 夏大島「渚絣」
会員価格 361,000円(お仕立代・税込 380,000円より5%OFF)
■羽織:紋紗よろけ地紋(広巾)
会員価格 180,500円(羽織お仕立代・税込190,000円より5%OFF)
※長着の場合はお仕立て代・税込会員価格188,100円
■角帯:西陣「菱地紋」
会員価格 121,600円(お仕立代・税込128,000円より5%OFF)
男のきもの店スタッフ・佐々木
着物歴15年、大島だけでも5枚もっている大の大島好き。出身は北国、青森県八戸市。ラグビーと着物を愛する3児の父。今最もほしいものはプラチナボーイの糸を使った大島紬、益田勇吉作渚絣の茄子紺色。
お問い合わせ:男のきもの店 03-5524-7472
《4/16~18》大島紬展~あなたは着心地派?柄派?~