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男の夏の着物の選び方・愉しみ方/男の夏の半衿あそび

夏こそ、着物が楽しい季節です。
「浴衣を着て夏祭り」はイメージできるけれど、
その他の夏の装いについては、何を着てどこへ出かければいいか、 イメージしにくいかもしれません。
このページでは、様々なお出かけのシーンと素材ごとに、夏着物の愉しみ方をご紹介します。

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男の夏の着物の選び方・愉しみ方

【シーンで選ぶ-男の夏の和装】
1.素肌に浴衣で夏祭り、近所の行きつけへ
2.着流しスタイルで街歩き、仲間と居酒屋へ
3.紬&羽織で、観劇やコンサートに
4.お召&羽織で、会食やパーティへ

【素材で選ぶ-男の夏の和装】
1.綿・浴衣
2.麻や上布・自然布
3.絹-夏紬
4.絹-紋紗・絽小紋
5.絹-明石縮や夏お召

【シーンで選ぶ-男の夏の和装】

1.素肌に浴衣で夏祭り、近所の行きつけへ
-とてもカジュアル

素肌に浴衣で夏祭り、近所の行きつけへ

浴衣は、着付けが簡単で自宅で洗えるなどお手入れも楽。
また着物と違い、多少はだけても粋(いき)に見え、着崩れをあまり気にしなくても良いのも初心者には嬉しい点です。
浴衣は肌着(肌襦袢とステテコ)の上に直接着ますが、色柄や素材によっては、長襦袢を付けて夏着物としてもお楽しみいただけます。

素肌に浴衣で夏祭り、近所の行きつけへ

浴衣のコーディネート例。帯はカジュアル着物用の角帯や結びやすい兵児帯を。根付(ねつけ/アクセサリーの帯挿し)を付けてもお洒落です。

泉二啓太 松原伸生 江戸時代から続く綿の藍染「長板中形」は、粋な街着としても人気。

江戸時代に浴衣として発展した藍染の綿きもの「長板中形」は、粋な街着としても人気です。店主 泉二啓太は松原伸生さんの長板中形を愛用。(上写真)

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長板中形とは

2.着流しスタイルで街歩き、仲間と居酒屋へ
-カジュアル

能登上布 のとじょうふ 着流しスタイルで街歩き、仲間と居酒屋へ

夏の気軽なお出かけは、羽織を着ない「着流し」スタイルで涼やかに。麻や夏紬の着物に角帯、さらに小物で個性を演出してみましょう。上写真左は能登上布を着用。自宅で水洗いできるので焼き鳥屋にも臆せず着物で。

芭蕉布の着物 きもの ばしょうふ 着流しスタイルで街歩き、仲間と居酒屋へ

「上布」と呼ばれる上質な麻着物や自然布は、日本の歴史と風土が生んだ手仕事の逸品であり着物通も憧れる究極の夏きものです。風が吹き抜ける涼しさと共に心地よい視線のシャワーを浴び、最高に贅沢な着物時間をお楽しみいただけます。上写真では芭蕉布の着物と染帯を着用。張りがあるため布目からも袖口からも風が通り抜け大変涼やかです。

着流し コーディネート

着流しスタイルのコーディネート例。左より、夏大島×草木染紬角帯、夏赤城紬×芭蕉布角帯、宮古織×首里花織角帯。

麻・上布・自然布 商品一覧

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3.「2.着流し」に羽織をプラスして、観劇やコンサートに
-きれい目カジュアル

着流しに羽織をプラスして、観劇やコンサートに

着流しスタイルにジャケット感覚で羽織をプラスするだけで装いに「きちんと感」が出て、歌舞伎や能、友人との会食など、お出かけのシーンが広がります。

着物は麻や上布、夏紬、夏小紋、夏お召など。羽織は透け感を楽しむ紋紗や明石縮などがおすすめです。羽織の色柄や羽織紐で、個性や遊び心を演出します。

羽織つき コーディネート

左は、明石縮の着物と羽織にパナマ帽子(会長 泉二弘明愛用)を合わせたよそ行きスタイル。中央は松煙染の小千谷紬の着物に明石縮の羽織、右は宮古麻織の着物に科布の角帯、羽織は明石縮。

羽織にもおすすめ
紋紗はこちら

4.お召&羽織で、会食やパーティへ
-セミフォーマル

お召&羽織で、会食やパーティへ

夏のお呼ばれの席では、より礼を表す装いに。ダークスーツやダブルのスーツでのお集まりの方が多い席には、羽織付きの装いで参加します。
明石縮や夏お召の無地の着物に、羽織は同系色の濃淡のものを合わせれば、すっきりとコーディネートがまとまります。
また、夏の茶席には、着物に縫い一つ紋を入れ、袴も夏用の絽袴を合わせて。

明石縮・夏お召 商品一覧

絽袴 商品一覧

【素材で選ぶ-男の夏の和装】

1.綿・浴衣
夏の粋!着心地の良さとお手入れしやすさ

綿・浴衣

左は綿コーマ(綿100%)の人気「かまわぬ」柄。中央は綿麻素材の幾何学柄。右は紡績麻で作られた小千谷縮。綿は肌にやさしく、麻はシャリ感があり通気性が高い。

綿・浴衣 商品一覧

2.上布・自然布
涼しさと夏ならではの贅沢感

麻は吸水性・速乾性に優れ、涼しい着物素材として夏の定番です。上布(じょうふ)は「上質な麻で織った布」という意味で、越後上布や小千谷縮、宮古上布、八重山上布、能登上布など。「自然布(しぜんふ)」は植物から繊維を採取し人の手で糸を作り織り上げたもので、芭蕉布や葛布、科布(しなふ)等、野趣ある風合いを楽しめます。

越後上布 宮古上布 八重山上布 自然布 上布

左より越後上布、宮古上布(共に国の重要無形文化財指定)、八重山上布。
上布の逸品は、着物好きの方なら一生に一度は袖を通したいと思う憧れの着物です。

自然布 芭蕉布 葛布 ばしょうふ くずふ

左は沖縄県喜如嘉で作られた芭蕉布の着物。右は静岡県の大井川葛布の着物。

麻・上布・自然布 商品一覧

3.絹-夏紬
透け感が控えめなら単衣の季節にもOK

夏紬 透け感が控えめなら単衣の季節にもOK

夏紬は、撚糸した絹糸を織り出したシャリ感と節糸の味わいをお楽しみいただけます。透け感が控えめのものは、盛夏を中心に単衣の時季にも着用いただけます。

夏紬きもの 商品一覧

4.絹-紋紗・小紋
紋紗は単衣~夏の羽織にもおすすめ

紋紗は単衣~夏の羽織にもおすすめ

紋紗や小紋は、7月8月の「盛夏の着物」としてはもちろんのこと「羽織」としても人気です。特に紋紗は5月~9月にかけての薄羽織として、必要な時にさらりと纏う、薄手のジャケット感覚で楽しむことができ毎年人気のアイテムです。

紋紗・小紋 商品一覧

5.絹-明石縮や夏お召
明石縮は着物にも羽織にもおすすめ

明石縮は着物にも羽織にもおすすめ

明石縮は兵庫県明石地方で始まり、現在では新潟県の十日町で作られています。上品な透け感と、さらりとしたシャリ感が特長で、夏の薄物として長着はもちろん、薄羽織としてもおすすめです。また、縫い紋を入れれば茶席にも向く素材です。

明石縮・夏お召 商品一覧

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素材別 男の半衿カレンダー

塩瀬、楊柳、絽縮緬等、季節ごとに適した素材を一覧いただけます。

男の半衿カレンダー

《YouTube》 男の半衿あそび~単衣から夏もの(2020年公開)

半衿の種類と使用時期、着物との組み合わせ方についてわかりやすく解説しています。

動画 0分30秒頃:素材の種類と使用時期について

素材の種類と使用時期について

動画 2分30秒頃:着物と半衿の取り合わせについて

動画 2分30秒頃:着物と半衿の取り合わせについて

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