2018年10月12日(金)から14日(日)まで、アテナリ秋の特別展「墨五彩」を開催。14日(日)の午後は、デザイナー・角元弥子さんによる作品解説の時間を設けさせていただきました。
ブランド名の由来である「あてなり」とは、日本の古語で「品のある美しさ」を表す言葉。日本の伝統技術である蒔絵の技法を天然石やパール、木地といった自然素材にほどこして、帯留め、かんざし、男女の羽織紐などを制作されています(和装小物は銀座もとじのみでのお取り扱いです)。
秋の新作は、墨色と銀の輝きが重なり合う「墨五彩」。木と墨、純銀、漆を用いて水墨画のような表現を目指されたという、その技法やデザインのインスピレーションの源についてお話しいただきました。
世界中を旅されて、現地での素材との出会いも楽しまれている角元さん。地球上の誰かが「綺麗だな」と感じて採り出した、いわば「地球のかけら」である天然素材のバトンを受けて、素材の魅力を引き出すようにものづくりをされていらっしゃると仰っていました。