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《3分で解説》「履物 関づか展」5つのおすすめポイント

「履物 関づか」の草履は何が違う?
5つのおすすめポイント

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※オンラインショップでもご注文を承っております。後日採寸でのご来店、またご遠方の方はLINEやメールのやり取りで寸法等の詳細を決定してまいります。

【目次】
おすすめ① フォルムや色使い、現代的な美意識
おすすめ② 徹底した素材へのこだわり
おすすめ③ 細やかな採寸による極上の履き心地
おすすめ④ 「銀座もとじ×履物 関づか」コラボ鼻緒
おすすめ⑤ パリコレクションでも注目

おすすめ①
フォルムや色使い、現代的な美意識

履物 関づか 草履

軽く、歩きやすく、デザインは潔くシンプルでありながら、普遍的な美しさに魅了される関づかさんの草履や下駄。京都・祇園の老舗履物匠で学んだ伝統を礎に、現代のファッション感覚を融合させた唯一無二の履物を作られています。洗練されたフォルムと色使いは、履いても脱いでもスタイリッシュな雰囲気を醸しだします。

『僕の履物へのアプローチは機能美です。用の美とも言いますし、柳(柳宗悦)が言った用即美とも似ています。履物はあくまでも履かれて、使用されるもの。その中での美しさを求めて作っています』
不易流行―ゆりあときもの―vol.13「履物のお話」より)

履物関づかの草履 関塚真司さん、銀座もとじ二代目泉二啓太、マドモアゼルユリアさん マドモアゼル・ユリアさんの着物コラム「vol.13 履物のお話」

コラム(不易流行―ゆりあときもの―vol.13「履物のお話」)では、関塚真司さん、マドモアゼルユリアさん、二代目・泉二啓太の三人が「履物 関づか」の履物を履いて、はきもの資料館や尾道へ。

履物関づか 関塚真司さん 奥は併設されるギャラリー 岩倉AA

履物関づか 関塚真司さんのこだわりの品が並ぶ

木材倉庫を改装した空間に〈履物 関づか〉とギャラリー〈岩倉 AA〉が併設され、細部まで関塚さんのセンスが感じられる。

履物 関づか インスタグラム

おすすめ②
徹底した素材へのこだわり

履物 関づか 草履

伝統的な素材から最先端の素材までをフラットに吟味し、現代のライフスタイルの中で履物に求められる機能美を突き詰めた上で最適な素材を選択。美しさと履き心地の両面から、見えない部分まで素材にこだわっています。
入手できる限りの鼻緒を分解し内部構造を根本から研究したり、鼻緒用の高品質な麻紐を求めて八坂神社のしめ縄職人へアプローチしたり、と理想と哲学を込めた一足のためにあらゆる努力を惜しまないことが、極上の履き心地を生みだしています。

素材へのこだわり一例
・鼻緒の芯縄は「国産の本麻縄」
・鼻緒の中綿は上質な「100%コットン」
・草履台の中の材質に「一枚板のコルク」を使用
・アスファルトや濡れた路面に強い「ビブラムソール」
・関塚氏がセレクトした高品質かつ多様な草履台素材
ツェルマット、コードバン、シープレザー、ステンプルーフ、綴れ織、ステンプルーフ、ウルトラスエード等

おすすめ③
細やかな採寸による極上の履き心地

履物 関づか 草履

一般的に、お誂え用の草履台は前方に1つ、後方に2つの穴が開いていますが、関づかさんの草履台には穴がありません。それは、ひとり一人の足を採寸して最適な場所に穴をあけるためです。

左右の足長の差異、甲の高さ、足幅の広さ等に合わせて穴の位置を決め、また鼻緒を足の形に添ってカーブさせるなど細やかな調整を行うことで、鼻緒がしっかりと足の甲をホールドし、足が吸い付くような抜群のフィット感を実現します。
また「かかとを出して粋に」等お好みのサイズ感がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

履物関づか 鼻緒を一点一点カーブさせることでホールド感に優れた草履となる

(左)鼻緒を一点一点調整しホールド感に優れた草履に。(右)右の鼻緒がカーブさせる前、左がカーブさせた後。

 

おすすめ④
「銀座もとじ×履物 関づか」コラボ鼻緒

特別に「銀座もとじ×履物 関づか」のコラボレーション企画として、プラチナボーイと丹波布を用いた鼻緒を制作。 他では作ることのできないお誂えをお楽しみいただけます。

履物 関づか 丹波布鼻緒 銀座もとじ

民藝運動の祖・柳宗悦が愛したことでも知られる丹波布を用いた鼻緒の組み合わせ例。カジュアルな装いの足元を愛らしく。

履物 関づか 丹波布鼻緒 銀座もとじ

左:丹波布の鼻緒 右:銀座もとじがプロデュースする純国産絹・プラチナボーイの絹布で作った鼻緒

おすすめ⑤
パリコレクションでも注目

「履物 関づか」は2020年のオープン以降、業界内外から注目を集め和洋の垣根を超えたコラボレーションを行ってきました。2022年秋冬パリコレクションでは「マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)」とタッグを組んだ履物が足元を彩り話題を集めました。

マメ クロゴウチ 2022年秋冬パリコレクション

※ファッションプレスサイト中ほどの写真で紹介されています。上記リンクよりご覧いただけます。


「履物 関づか」素材へのこだわり一例

鼻緒の芯縄は「国産の本麻縄」

履物関づか 鼻緒の芯縄は国産のオオアサ

鼻緒と台を繋ぐ芯縄は、履き心地の生命線ともなる重要な素材。現在市場に出回っている草履のほとんどが安価なナイロン麻を使用しているそうですが、関づかさんは国産の大麻(オオアサ)にこだわっています。

ナイロン麻は負荷がかかると切れずに伸びてしまう。芯縄が伸びるということは、鼻緒が緩むということであり、それでは足を計測して作っても意味がない。天然素材の本麻は一度結べば緩むことなく、フィット感を持続できるのだそうです。

国内唯一の麻紐の工房が生産中止となり、入手が困難を極める中で関づかさんが辿りついたのはなんと八坂神社のしめ縄職人さん。交渉の末、「職人人生で最も細い縄」を制作していただけることになったそうです。また、鼻緒の中を通る部分は紐の撚りを無くして平らにし、足に当たっても痛くないよう配慮しています。

鼻緒の中綿は上質な「100%コットン」

国内で仕入れた繊維の揃った良質なコットンを使用し、鼻緒の足あたりをなめらかにしています。

履物関づか 鼻緒の中に入れる中綿

草履台には「一枚板のコルク」を使用

草履台の軽さは疲れにくさにつながります。一般的には薄型コルクを貼り合わせて作られることが多いですが、接着剤を使用するためどうしても重くなってしまいます。履物 関づかの草履は軽さを追求し、一枚板のコルクを使用しています。

アスファルトや濡れた路面に強い「ビブラムソール」

アスファルトや濡れた路面に強い「ビブラムソール」

オプションのソール素材として、登山靴にも使われている、滑りにくく耐久性に優れた新素材をご用意しています。クッション性があり身体への負担が少なく、駅の構内や濡れた路面でも安心です。

関塚氏がセレクトした高品質かつ多様な草履台素材

◎柔らかな履き心地の スペイン産「シープレザー」

履物関づか 柔らかな履き心地の スペイン産「シープレザー」

「履物 関づかといえば」と、当店では代名詞となりつつある定番人気の素材。ハイブランドのトップメゾンが手袋などに採用している「エントレフィーノ」と呼ばれる肌理の細かい羊革で、滑らかで柔らかな履き心地が特長です。
※この素材で草履台、鼻緒、足袋のお作りが可能です。

◎革のダイヤモンドと呼ばれる艶やかな馬皮革「コードバン」

履物関づか 革のダイヤモンドと呼ばれる艶やかな馬皮革「コードバン」

コードバンとは、馬のお尻部分に存在する特別な皮膚層から製造される革を指します。この特別な部分は「コードバン層」と称され、その厚さはおおよそ2mmのみとなっています。この特有の層を適切に、そして傷をつけずに取り出すためには、高い技術と経験が求められます。このプロセスの複雑さや、コードバンの希少性から、しばしば「宝石採掘」に喩えられることがあります。さらに、その独特の美しさから「革の宝石」や「革のダイヤモンド」とも評されることがあります。
※この素材は草履台のみとなります

◎耐久性に富みお手入れしやすい「ウルトラスエード」

耐久性に富みお手入れしやすい「ウルトラスエード」

東レの高機能素材で、美しさを持続する耐久性の高さから乗用車や飛行機の内装にも採用。耐水性があり、かつ通気性・透湿性に優れ、お手入れのしやすさも魅力です。色展開が豊富なので側面だけ色替えして楽しむこともできます。
※この素材で草履台、鼻緒のお作りが可能です。

◎撥水性に優れたカジュアルな生地感「ステインプルーフ」

撥水性に優れたカジュアルな生地感「ステインプルーフ」

繊維産地である新潟県の栃尾で開発された撥水性の厚手の生地で、インテリアのファブリックにも採用されています。カジュアルな雰囲気でお楽しみいただけます。
※この素材で草履台、鼻緒のお作りが可能です。

◎さらりとした質感、すっきりとシンプルモダンな「綴れ織」

さらりとした質感、すっきりとシンプルモダンな「綴れ織」

緻密に織られた絹地の端正な雰囲気は「究極の洒落もの」とも言われます。関塚氏がセレクトした豊富な色見本からお好みの色を選んでいただけます。
※この素材で草履台、鼻緒のお作りが可能です。

◎完全防水の牛革素材 フランス製「ツェルマット」

完全防水の牛革素材 フランス製「ツェルマット」

300年以上の歴史を持つフランス「デギャーマン」社が製造した最高級牛革。伝統的な革の風合いを保ちながら、防水性、耐アレルギー性等の機能性を兼ね備え、時計のストラップにも採用されています。ビブラムソールを組み合わせれば、より防水性の高い一足が完成します。
※この素材で草履台、鼻緒のお作りが可能です。

◎《女性もの限定3足》個性的なお洒落を楽しむ「トカゲ」

※この素材は草履台のみとなります。


履物 関づか展 ~足もとが語る美~
《お誂え相談会ご予約受付中》

履物 関づか展 ~足もとが語る美~

京都・祇園町の誂え草履の老舗で十数年の修行を重ね、確かな手仕事で美しく履きやすい履物を作られる関塚真司氏。お客様の注文や好みを受けて草履の色や大きさ、組み合わせまでを提案し、丁寧に挿げ上げる草履は極上の履き心地です。この機会に自分だけの一足に出会ってください。

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日時:2024年11月15日(金) ~17日(日)
場所:銀座もとじ 和染、男のきもの、オンラインショップ
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ和織 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
(電話受付時間 11:00~19:00)

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日程:11月16日(土)14時~14時半
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日程:11月15日(金)~17日(日)
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お誂え相談会《受付中》

京都から関塚真司氏をお招きし、期間中、お誂え相談会を開催。
お好みの草履台と鼻緒をお選び頂き、左右の足の採寸やヒアリングを行った上で丁寧にお誂えいたします。

・関塚氏が直々に採寸される「お誂え相談会」は、ご予約制となりますのでお早めにお申し込みください。(試し履きや銀座もとじスタッフによる採寸は、ご予約不要でいつでも承ります)
・試し履きの際には「足袋」のご用意をお願いいたします。
・お誂え相談会では足の採寸もさせていただきます。長さ、幅、甲の高さ等、正確を期するために「素足」で採寸させていただきますのでご了承ください。

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