日本各地で作られる極上の織物をご紹介する「-北から南-夏の宝物探し展」を開催中。先日配信した店主泉二によるインスタライブ「北の織物編」「南の織物編」の動画を公開中です。まだの方はぜひご覧ください。
動画の一部をご紹介します
北の織物を代表して、越後上布と小千谷縮の魅力とコーディネートをご紹介いたしました。
ご案内役は、店主 泉二弘明と銀座もとじ和織・和染店長 野田が務めさせていただきました。
1955年に「重要無形文化財」に指定された越後上布。5つの指定要件を、産地の写真と共にご紹介。
野田「糸が細いですね!」
泉二「1反分の経糸を作るのに一年、緯糸を作るのにも一年かかるんです」
野田「古来からの『地機』で織られているのですね」
泉二「植物の繊維は乾燥に弱いので、真冬でも暖房をつけられないんですよ」
泉二「雪ざらしの様子です。野田さんも産地に行きましたね」
野田「反物の汚れを落としたり、布目を整えるのですよね」
泉二「科布(しなふ)の角帯は、科の木の良い香りがしますよ」
-北から南- 夏の宝物探し展
41年目を歩み出した銀座もとじより、この夏は店主 泉二自ら、極上の夏織物をご案内いたします。
数十年にわたり、北から南まで全国の産地を歩いて巡り、原料の畑に入り、作り手と語り合い、見て、聞いて、触れて、纏って、心から実感するその素晴らしさを、一人でも多くの方にお伝えしたいと思っております。
また今回は特別に、店主 泉二が宝物として所蔵してきた「秘蔵品」も公開いたします。ぜひこの機会をお見逃しないよう、ご注目ください。
会 期 : 2020年8月7日(金)〜31日(月)
場 所 : 銀座もとじ 和織、男のきもの、オンラインショップ