「ぎゃらりー泉」にて人生初の個展を迎えられた運天裕子さん。ご在廊の3日間は日替わりで首里織の装いを披露してくださいます。ぎゃらりートーク当日は、ご自身で織られた福木染めの花織の着物にルバースミヤヒラ吟子さん作の白地の帯を合わせた装い。
二代目 泉二啓太は丹波布の着物に履物 関づかさんの下駄を合わせました。
「運天裕子 初個展~首里のはたおと~」2日目となる4月9日(土)、運天裕子さんをお迎えしてぎゃらりートークと作品解説を行いました。
ぎゃらりートーク全編公開中
個展初日の装い。緑色の花織の着物、鳥模様の帯ともに宮平初子さん作。ルバースミヤヒラ吟子さんがたくさんお召しになられたものを、ルバース家から譲り受けたものだそう。
個展最終日の装い。目に鮮やかなピーコックグリーンの花倉織の着物は運天さん作。帯も花倉織で、こちらはルバースミヤヒラ吟子さんと運天さんの合作とのこと。
《ぎゃらりー泉》運天裕子 初個展 ~首里のはたおと~
作品解説
4月9日(土)15時~ ※30分程度【開催終了】
4月10日(日)13時~ ※30分程度【開催終了】
場所:銀座もとじ ぎゃらりー泉
定員:10名様(会費無料・要予約)
新しい作り手を応援する「ぎゃらりー泉」とは
女性のきもの専門店「和織」と「和染」の扉の間にもうひとつ、「ぎゃらりー泉」と書かれた扉があります。この扉は、いつか未来を担う作り手に出会えたら、この扉を開いて羽ばたいていって欲しいと、店主泉二が「和織・和染」の開店時より設えていました。 ぎゃらりー泉は、才能がありながら作品発表の機会に恵まれず染織の世界を離れていく多くの作り手を目の当たりにしてきた、店主泉二の長年の夢でもありました。これからの日本の染織界で活躍が期待される可能性を秘めた作り手に光を当て、作品発表の場を提供したいという思いから造られました。 2017年、運営が始まり、ぎゃらりー泉での初個展を開催。 染めや織りの作家としての一歩を踏み出された皆さんは、お客様の応援をいただきながら、その後も確実に着実に活躍の場を広げられています。