芭蕉布
「喜如嘉の芭蕉布」は重要無形文化財指定。数年かけ、200本の糸芭蕉から作られる着物。
芭蕉布は、糸芭蕉の繊維から作る沖縄の代表的な織物。古い書物には13世紀頃からすでに芭蕉布は織られていて、15世紀には現在の工程と同じ技法を使っていたと記されているといいます。 糸芭蕉は原皮が採れるまで約3年の成熟を待たなければなりません。また、背丈ほどにもなる糸芭蕉ではありますが、着物には内側のやわらかな繊維を用いるため、着尺一反分には約200本の原木が必要と言われます。戦前まで沖縄の各地で織られていましたが、今では大宜味村喜如嘉とごく一部の地域のみ。戦後、芭蕉布の生産が途絶えましたが、故・平良敏子さんにより復興が遂げられました。 1974年、重要無形文化財として、平良敏子さんを代表とする「喜如嘉の芭蕉布保存会」が保持団体として認定されました。
【特別対談】芭蕉布の魅力
【作家産地】芭蕉布
「極上の上布展 ~上質を極める日本の夏~」
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【産地別】
越後上布・小千谷縮 / 宮古上布 / 八重山上布 / 芭蕉布
【アイテム別】
着物 / 九寸帯・八寸帯 / 角帯 / 140番手襦袢