強撚糸を用いたシボが特徴
さらりと軽い究極の単衣
「結城縮(ゆうきちぢみ)」は、強撚糸により生地の表面にシボの凹凸をつくることでさらりとした着心地を実現した、単衣仕立てで楽しむ「結城紬の縮織」です。
「軽くて暖かい」結城紬に対し「軽くてほどよく涼やか」な結城縮は、気候の変化により単衣を着る季節が広がってきた現代に、大人の洗練された上質なお洒落を楽しむワードローブとしてぜひおすすめしたい着物です。
明治時代から昭和初期にかけて人気を博しながら、現在は技術の伝承が危機的状況にあり、大変希少な織物となっています。
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