まだ私が大学生時代にお店を訪問したのが今へと続く入り口でした。
はじめは点だった足跡が、試行錯誤の線へ、ようやく一本に繋がり出した頃に背中を押していただき、2018年に「ぎゃらりー泉」にて初個展をさせていただきました。
20年の時を経て、ようやくお客様にお目にかかることが叶い、今でも鮮明な記憶となっております。
以来、ご縁をいただき未だお会いしたことのないお客様も身近に感じております。
在廊時にお話しができた皆様はご自分の好みをはっきりとお持ちで、作り手としては自分の成長の糧、創造力の源となり、大変やりがいを感じております。
出会えた方々に支えられ、力をいただき、今日まで制作を続けることができ、幸せです。
ありがとうございます。
須賀恭子
須賀恭子さんのご紹介
長野県八ヶ岳や南アルプスを眺める地を拠点に、草木染めによる紬織帯を制作。
宮城県仙台市に生まれ、武蔵野美術大学油絵科を卒業後、沖縄各地の織物産地を巡った後に西表島へ移住。
4年間竹富町でミンサー織を学び、その技術を礎に素材の素である糸も製糸場へ学びに行き、より良いものづくりを目指す。
2018年4月、「ぎゃらりー泉」にて初個展、2020年4月単衣から楽しめる八寸帯の新作発表、5月には毎夏人気の半巾帯を発表。
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