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銀座もとじ
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商品詳細

概要

「男柄の最高峰」として守り継がれてきた「西郷柄」
奄美大島の各集落が競って生んだ究極の小絣
「疋物」で「着物&羽織」のアンサンブルのお仕立て代込み

■大島紬 挑戦の軌跡 ―発展と進化の歴史、未来への系譜―
会期:2025年4月18日(金)~20日(日) >>商品一覧

神代の昔から織物の歴史をもつ奄美大島発祥の紬「大島紬」。
流れ行く時代の中、伝統という永遠に変わらない本質を見極めながら、
製造法の変革と流行の変革に本来の姿を希求し今日があります。
瑠璃色の海を渡り、先達の知恵と今様の美の結晶が今、銀座もとじへ集結します。


定価980,000

こちらは「疋物(ひきもの)」と呼ばれる、
2反分の長さの大島紬。
「着物&羽織」のアンサンブルのお仕立て代込みの価格です。


<生地巾(外巾)約1尺9分(約41.2cm)>の【広巾】ですので、裄の長い男性にもお役立ていただきやすい仕上りです。


「男柄の最高峰」として守り継がれてきた『西郷柄』の大島紬です。
西郷隆盛の名を冠した精緻な絣の大島紬は、集落ごと柄があり、競うようにして技術が高められてきました。

こちらの「赤尾木西郷」は、方言で「赤尾木(ホーゲ)西郷」とも呼ばれる代表的な西郷柄のひとつです。
龍郷町赤尾木地区では古くから絣織物が作られ、薩摩藩に支配されていた1600年代初頭には西郷柄の図案に近いものがすでに生まれていたといいます。
「赤尾木西郷」は色大島も多く、泥染の黒や白とはまた違った、スタイリッシュな着こなしをお楽しみいただけるのも魅力です。


「西郷柄」は女性にも人気です
細やかな柄行で無地感覚の使いやすさがありながら、
蚊絣や亀甲絣とはまた違った織柄の多様性に選ぶ楽しみがあり、風格や気品のある西郷柄は、男性だけでなく、女性にも人気がございます。


「西郷柄」について
大島紬の中でひときわ存在を輝かせる柄、それは今でも多くの人に愛され尊敬されている西郷隆盛にちなんだ「西郷柄」です。各村ごとに柄行きがあり、格子の中にさらに細かい絣柄が入る緻密で複雑な織で表現される「西郷柄」は、どの製作工程においても最高の技術力が必要とされます。

格子の中に絣を入れる図案に近いものは、太平洋に面している奄美大島龍郷町の「戸口(とぐち)」や「赤尾木(あかおぎ)」で1609年からの薩摩藩支配時代には生まれていたと言われています。その後、明治時代の半ばに締機(しめばた)が開発されてからは、更に小さな格子の中に一層細かい絣をバランス良く入れていく技術を、それぞれの集落が競い合って来ました。

大正5年頃からこの緻密な絣で作られた男物柄が『技術的にも品質的にも素晴らしい』ことから、島の誉であり縁の深かった西郷隆盛の名前を冠して、集落ごとに「戸口(とぐち)西郷」「赤尾木(ホーゲ)西郷」と誰ともなく呼ぶようになりました。

島の人々が愛してやまない西郷隆盛。その名に恥じないものを作ろうと、長年受け継がれてきた最高の技術により織り上げられる「西郷柄」は、今も奄美大島の誇りであり、男の中の男を演出する最高の柄として愛され守られています。

「西郷柄」につきましてはぜひこちらもお読みください
【和織物語】「大島紬の歴史を辿る」~男の中の男を演出する西郷柄~
【和織物語】「大島紬の歴史を辿る」~龍郷柄・秋名バラ柄・西郷柄~
西郷隆盛と奄美大島の縁、地図からみる集落ごとの西郷柄の特徴等


「銀座もとじ」と「大島紬」について
店主 泉二弘明は大島紬の故郷、奄美大島出身です。 銀座もとじがプロデュースする純国産絹「プラチナボーイ」を使用した『オリジナル大島紬』をはじめ、厳選した『銀座もとじセレクト大島紬』をご用意し、現代の街並みに似合うお洒落な大島紬スタイルをご提案します。
【銀座もとじの挑戦】「大島紬」
【作家産地】「大島紬」

素材
焦茶×エメラルド×薄茶
仕立て
性別
男女
生地巾
(外巾)約1尺9分(約41.2cm)
納期
寸法確定後約40日~ ※要相談

提供

商品番号: 1016101980
【4月 大島紬展】
(男柄の最高峰) 大島紬 色大島「赤尾木西郷 焦茶×エメラルド×薄茶 疋物(着物&羽織アンサンブルに)」(広巾)
お仕立て有り価格(税込):
通常価格: 980,000円
お仕立て無し価格(税込):
通常価格: 815,000円
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