1つ1つこだわりを感じさせる和装小物
ジュエリデザイナーならではの洗練されたセンスを
和装のアクセントに取り入れて
■「源氏物語シリーズ」
『源氏物語』の作者・紫式部の生涯を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」。
銀座もとじでは、雅な装いの文化が花開いた平安時代や『源氏物語』の世界観をより楽しんでいただけるマンスリーコラムを展開。
併せて各月ごとに、源氏物語の登場人物にちなんだ和装小物を限定販売いたします。
この『源氏物語』シリーズは、作品内の全12人の主要人物を一人ずつピックアップし各月ごとに展開。また各人物のエピソードにまつわる“愛の和歌”を同封した特別な仕上がりを叶えているのが特徴です。
>>源氏物語シリーズ 作品一覧
「源氏物語シリーズ」第12弾となる今回は、「明石の君」をモチーフにした「帯留」と「男性用の羽織紐」の2アイテムを制作しました。
これらの『源氏物語』シリーズの制作は、全てジュエリーデザイナー・角元弥子さんが手がける「ATENARI(アテナリ)」に依頼。平安時代に花開いた「蒔絵技法」や天然素材を用いて「品のある=あて(貴)なる」美しい和装小物を制作する同ブランドが、『源氏物語』の世界観を繊細に表現します。
>>【スペシャルインタビュー】アテナリ デザイナー角元弥子さん
【ATENARI】の和装小物は、銀座もとじのみでのご紹介です
《作家コメント》
帯留 「明し Ⅰ」(オレンジムーンストーンに金銀蒔絵)
穏やかな瀬戸内の水面をイメージさせる帯留です。落ち着いたブラウン系のムーンストーンに、金銀の蒔絵でハイライトを加えています。2本のゆるやかなラインは波模様のイメージでもあり、ふたつの人生の交差でもあります。着用時には動くため、蒔絵の金が常に光をおびて控えめに主張します。
【ATENARI】の魅力は、日本の伝統技術である蒔絵の技法を中心に、天然石やパール、木地といった本物の自然素材を掛け合わせて作り上げる独特のテイストにあります。
使われる金具のセンスの良さも定評があり、こちらは、コーティングされたシルバーの艶消しの台が使用されています。やわらかなまるみのある、ふっくらと包み込むような表情がとてもきれいです。紐を通す部分もすっきりと美しく、上質で洗練された雰囲気が漂います。
本物の素材だけを用い、大人のこだわりを感じさせる帯留。
【ATENARI】ならではの洗練されたセンスをぜひお楽しみください。
「ATENARI」について
「ATENARI(アテナリ)」は、ジュエリーデザイナー・角元弥子さんが手がけられるブランドです。
日本の伝統技術である蒔絵の技法を天然石やパール、木地といった自然素材にほどこして、帯留め、かんざし、羽織紐などを制作されています(和装小物は銀座もとじのみでのお取り扱いです)。
「あてなり」とは、日本の古語で「品のある美しさ」を表す言葉。パリで出会った日本の古い装身具の、蒔絵の表現力に強く惹かれたことをきっかけに蒔絵を学ばれ、「現代の女性のスタイルに合う、蒔絵の装身具を作りたい」という思いで2007年にATENARIをスタートされました。
ひとつひとつ表情の異なる天然素材と対話しながら丁寧にデザインされ作られる作品は、季節の小物展を中心にご紹介しています。
【作家産地】「ATENARI」