【11月催事】「型絵染 長沢碧 初個展~瞳の奥に描かれた景色~」《終了しました》
会期:2021年11月12日(金)~14日(日)
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着物はお召しになる方々の数だけ美しい組み合わせがあるように思います。
自然を見た時に感じたトキメキや美しさをぎゅっと詰めて、作品一つ一つ、心を込めて制作いたしました。
挑戦の場、一人でも多くのお客様にお目にかかり、学ばせていただきたいと願っております。
長沢碧
初個展を迎えるにあたり、長沢碧さんに今のご心境をお聞きいたしました。
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コーディネートについて
型絵染めの民藝的なかわいらしさを引き立てるように、
柳悦孝さんの元で学ばれた藤山千春さんの帯と合わせて。
小紋感覚で楽しめる訪問着なので、ランチ会など、気の置けない仲間とのお出かけに。
こちらは、 【平成27年 第89回国展 入選作品】でございます。
出品作品は、作家の思い入れが別格です。長沢碧さん入魂の逸品、独特の世界観を存分にご堪能いただける作品です。
【作家コメント】
作品名:「うららかな春-早春-」
どこまでも続く桜並木の情景を一枚の型紙を整然と繰り返す型染の手法で表現しました。桜並木のイメージは垣根に置き換え、独自に解釈し直しデザインすることで印象的な春の花園が着物全体を覆い広がる構図にしました。
長沢碧さんについて
1991年千葉生まれ。2013年に女子美術大学芸術学部工芸科を卒業、同大学院に進み工芸研究領域染コース修士を修了する。2018年金沢卯辰山工芸工房を修了。型染の技法を中心に、作品の制作・研究を行う。女子美術大学在学中に型染を学び、金沢にて友禅染を取り入れた作品を展開する。2021年現在、東京都にて制作活動中。
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【対談】「長沢碧さん×銀座もとじ」
「ぎゃらりー泉」とは
女性のきもの専門店「和織」と「和染」の扉の間にもうひとつ、「ぎゃらりー泉」と書かれた扉があります。この扉は、いつか未来を担う作り手に出会えたら、この扉を開いて羽ばたいていって欲しいと、店主泉二が「和織・和染」の開店時より設えていました。 「ぎゃらりー泉」は、才能がありながら染織の世界を離れていく作り手を目の当たりにしてきた店主泉二の長年の夢でもありました。これからの日本の染織界で活躍が期待される可能性を秘めた作り手に光を当て、作品発表の場を提供したいという思いから造られました。 2017年、運営が始まり、「ぎゃらりー泉」で初個展を開催。 染めや織りの作家としての一歩を踏み出された皆さんは、お客様の応援をいただきながら、その後も確実に着実に活躍の場を広げられています。