《ぎゃらりー泉》
「運天裕子 初個展 ~首里のはたおと~」《終了しました》
会期:2022年4月8日(金)~10日(日) >>催事詳細
【対談】運天裕子さん×銀座もとじ
【ライブ動画公開】運天裕子さん ぎゃらりートーク
第95回国画会にて会友賞を受賞された、首里織・運天裕子さんの待望の初個展です。
沖縄の豊かな染織文化の中でもひときわ格調高い織物である首里織。
34年間、アトリエルバースにて工房作品を製作し、「手縞」「桐板」「綾の中」など復元作業のアシスタントに従事。あくなき探求心から生まれる創造力を美しい織物にする力量は類を見ません。
渾身の作品群をぜひ、ご覧ください。
コーディネートについて
単衣にされると肌触りが心地よく人気の綿薩摩に、蝶モチーフで緑系のグラデーションがきれいな首里花織帯を合わせて。 風を思わせる綿薩摩の柄行に、蝶が舞うような物語を感じさせます。 着心地の良い綿薩摩は長時間のおでかけにもおすすめです。 観劇や着物での旅行へ。
【作家コメント】
作品名:首里花織「綾蝶-アヤハベル 薄緑」
庭先の植栽を飛びかう蝶を懐かしく思い、緯浮花織で表現しました。琉球では古くから蝶は生きている者を守護する存在でした。 そして魔力を払う力があるとされ、赤ん坊の産着や着物などに蝶の絵柄がよく描かれました。
首里織とは
首里の織物は七種類(首里花織、道屯織、花倉織、諸取切、手縞、煮綛芭蕉布、花織手巾)の技法が伝えられており、それらを総称して首里織と呼びます。
【作家産地】「首里織」
新しい作り手を応援する「ぎゃらりー泉」とは
「ぎゃらりー泉」は新進作家の夢を叶えるプロジェクトの舞台です。2017年より始動。第7回目として、運天裕子さんの初個展を開催させていただきます。
「ぎゃらりー泉」について/応援する作家紹介