「吉岡政江展 織の可能性を求めて」《終了しました》
会期:2023年5月19日(金)~21日(日)
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【レポート】工房見学に行ってきました
染織家・吉岡政江さんの20年の歩みを一堂に会する
記念すべき初個展を開催します。
40歳で染織に魅せられ、
息つく間もなく駆け上がった染織の道。
生絹(すずし)の薄衣、多様な組織織、絣織を得意とし、
50歳で東日本伝統工芸展初入選。以降次々と入選を重ね、
2020年東日本伝統工芸展記念賞、
2021年日本伝統工芸染織展奨励賞・京都新聞賞受賞。
入選作のほとんどをご覧いただけるのも「初個展」だからこそ。
ぜひこの機会に、吉岡政江さんの世界をお楽しみください。
コーディネートについて
【吉岡政江】帯「木精」 夏の美術館巡りへ
宮古上布の絣の着物をすっきりと都会的に。
吉岡政江さんの「木精(こだま)」という作品名の帯は、その名の通り、形にならない形を織り出した創作性豊かな美しい帯。上質な上布と合わせると、洗練されたセンスの特別なコーディネートが楽しめます。
盛夏、日傘をさして、美術館へ。
【作家コメント】
(夏もの)模紗織生絹 九寸名古屋帯 草木染「木精(こだま)」
「森に響くこだまを、樹に宿る精霊を、形にならない形を思い描いた帯です。」
素材:生糸
技法:摸紗織り、絣
染材:藍、槐、カテキュー、グレー(化学)
※工芸展展示のため仮仕立てとなっております
こちらの帯作品は【令和4年 第62回東日本伝統工芸展】でございます。
工芸展出品作品は、作家の思い入れが別格です。吉岡政江さん入魂の逸品、独特の世界観を存分にご堪能いただける作品です。
>>日本工芸会ホームページでも入選作品として掲載されています(外部リンク)