今年で24年目を迎えた、銀座唯一の小学校・泰明小学校での「銀座の柳染 課外授業」。1回目「柳の剪定」に続き、今回は「銀座の柳の歴史」について学びます。
銀座もとじ二代目・泉二啓太が先生となって、5年生の皆さんと体育館で授業を行い、午後からは奄美大島・大勝小学校の皆さんに向けて、オンラインで同様の歴史の授業を行いました。
当日は偶然にも、泰明小学校の開校記念日。特別な日ということで、今年は銀座の柳の歴史だけでなく、銀座の街の歴史まで範囲を広げ深掘りした授業内容にブラッシュアップ。
江戸や明治時代の古地図をはじめ、煉瓦街や大正・昭和の銀座の街並み、銀座の柳を復活させた方々の写真など、沢山の資料を用いた授業に子供たちは興味津々。担任の先生も熱心にメモを取ってくださっていました。
次回はいよいよ「染め」の授業。銀座の柳から作った染料でハンカチや反物を染め、その後で二つの学校をオンラインで繋ぐ交流授業も予定しています。
先日はビデオレターも交換し、泰明小学校の子供たちは大自然に、大勝小学校の子供たちは大都会に想像を膨らませながら、楽しみにしています。
「銀座の柳染」について
時事通信社「地方行政」2020年2月3日号
銀座から、新しい「着物時代」を創り出す(2)
「銀座の柳染め」で地域貢献活動を