コーディネートについて
【クリスマスに】山岸幸一さんの紬で、大人好みのシックな装い
派手にしたくないけれど、クリスマスを楽しみたい、という方におすすめの大人のクリスマスコーディネート。
山岸幸一さんの草木染の紬に、クリスマスを感じさせる柄の八寸帯を重ねて、どちらもシックな色合いでまとめました。
帯締めはクリスマスらしく赤を添えましたが、赤と言っても落ち着いたお色目で大人っぽく仕上げました。
ご友人とのクリスマスランチへ。
山岸幸一さんについて
山形県米沢市、人里離れた山奥で厳しい自然と向き合いものづくりをされる山岸幸一さん。「水」「風」「太陽」が最高の条件で集う場所を求め、現在の地、赤崩へ。養蚕、糸取り、草木の栽培と染液の抽出、染め、織り、全ての工程を自身で手がけられています。
山岸幸一さんは、創業者・泉二が作品はもとよりその生き方、思想すべてに惚れ込み、人生の師と仰ぐ大きな存在です。出会いは1995年。泉二が日本伝統工芸展で目にした布のふわりとした風合い、佇まいの清らかさに衝撃を受け、伝手を辿り工房に通い続けてやっと作品を取り扱わせていただいたのは4年後のこと。泉二はあまりの嬉しさに男泣きに泣きました。それから3年後の2002年には初個展を開催し、2021年までに15回を数えるまでに。草木で染めた糸が最も美しくなる年、その時を待ってから織り上げるため、山岸さんの作品はすべての工程を終えて反物となるまでに4年から5年もの歳月がかかります。
>>【泉二弘明ロングインタビュー】男が惚れる男-山岸幸一先生のものづくり
>>【お客様の声】私たちが伝えたい山岸幸一さんの作品の魅力
【山岸幸一】赤崩紬 草木染 寒染「蒅藍と橅樹林」
主な色糸:藍×白茶×墨黒×生成り
『寒染(かんぞめ)』…寒中に染める技法は『冷染』と呼ばれますが、山岸幸一さんは煮染をせず冷染にて制作した作品に『寒染』という名称を付けています。紅花を冷染して作られる『寒染紅花』は山岸幸一さんの代表作です。
山岸幸一さんについてはぜひこちらをご覧ください
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【和織物語】「志を織る~山岸幸一の紬織~」著者:外舘和子(多摩美術大学教授)
【和織物語】「山岸幸一 - 生命の色~ひたむきに生命の美を求めて~」著者:田中敦子(工芸ライター)
【工房見学レポート】「紅花餅作り」
【工房見学レポート】「寒染紅花」
【作家産地】「山岸幸一」
関連動画 公式YouTube
【インスタライブ】山岸幸一さん×店主泉二弘明
2021年工房と生中継配信したインスタライブ
夕方16時「紅花餅から染料作り」 / 翌朝4時「寒染」 / 翌朝6時「寒染」