コーディネートについて
【明石縮の薄羽織】グリーンの市松を重ねて洋装感覚で、芸術鑑賞へ
夏ならではの透け感が魅力の「明石縮」は「薄羽織」にも大変人気で、毎年新色を制作し続けているロングセラーの着尺です。5月から9月、単衣から盛夏にかけて重宝する「薄手のジャケット感覚」で長い季節に楽しめます。
こちらの「波筬織の明石縮」は市松模様が透け、無地感覚ながらさりげなくお洒落なスタイルが演出できるとご好評いただいています。
同系色のぼかし格子のさらりとした風合いの紬を合わせて爽やかに。
多彩使いが楽しい諸紙布の角帯で遊び心を高めて、伊藤裕子さんの羽織紐で全体をきりっと締めました。
洋装感覚で楽しめる春らしい装いで、気軽な食事会や芸術鑑賞へ。
【泉二弘明も愛用】
初代店主である会長 泉二弘明も薄羽織に仕立てて大変愛用している、銀座もとじオリジナル制作の「明石縮」。薄羽織からそっと見え隠れする角帯や着物の柄行きとの相性をコーディネートいただくのも、透ける素材ならではの醍醐味です。
明石縮について
さらさらと肌をすりぬける快適な着心地が魅力の明石縮は、7月8月の「盛夏の着物」としてはもちろんのこと、5月から9月にかけて、単衣から夏の季節にお役立ていただける「薄羽織」としても大変人気があります。
明石縮は兵庫県明石地方で始まり、現在では新潟県の十日町で作られている、夏の代表的な伝統的織物のひとつです。緯糸に強い撚りがかけられることで、さらりと涼やかな夏物らしい素材感をお楽しみいただけます。
【作家産地】「明石縮」について
【YouTube】明石縮の制作工程を紹介