はっとりつづれこうぼう
Hattori Tsuzure Koubo
服部綴工房
綴織
“爪掻き本綴れ”ならではの
気品あふれる表情と締め心地の良さ。
気品あふれる表情と締め心地の良さ。
綴れ織の名門、西陣に工房を構える服部綴工房。今では職人の数も少なくなった希少な“爪掻き本綴れ”による芸術性高い作品を作り出しています。 “爪掻き”とは、綴れ織を制作する際に、その織り目の糸を、ギザギザに削った爪でたぐりよせるようにして、ひと目ひと目整えていく技法のことです。職人さんは毎朝、中指と薬指など2本の指の爪を糸の細さに合うように削って機に向かいます。綴れ織は経糸を緯糸で包んで、階段状に織り上げていく技法なので、その爪の力加減ひとつで線状美が決まるといいます。中には、織物とは信じられないような暈し模様や絵画と見紛う繊細な表現がほどこされた作品も。気品あふれる表情の美しさと締め心地の良さは、他に代わるもののない稀有な織物です。
銀座もとじ男のきもの 2002年の開店当初より角帯制作
銀座もとじ和織 2015年35周年記念展出品
2020年40周年記念展出品
1962年 京都西陣にて創業
服部機業店(現在 服部織物株式会社 創業天明八年)より父・服部實が独立
【服部綴工房主宰 服部秀司氏】
1958年 京都府に生まれる
同志社大学卒、河合玲デザイン研究所テキスタイルコース終了
その後服部綴工房に入り、爪掻綴織物制作に携わる
服部機業店(現在 服部織物株式会社 創業天明八年)より父・服部實が独立
【服部綴工房主宰 服部秀司氏】
1958年 京都府に生まれる
同志社大学卒、河合玲デザイン研究所テキスタイルコース終了
その後服部綴工房に入り、爪掻綴織物制作に携わる
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