伝統を新たな視点から見つめ直し、
未知の化学反応を起こすことで
染織の可能性を啓く、
銀座もとじの
「HIRAKI project」
2023年、第2回目のプロジェクトとして、
『泥中の布(デイチュウ ノ ギン)』という企画を開催。
※布(ギン)…奄美大島の方言
1300年の歴史を持つ大島紬の伝統的な染色技法である「泥染め」の可能性を探るため、「下染めの染料」として、大島紬に従来使用する「車輪梅(テーチ木)」の他に、新たに「柳」「蘇芳」「藍」「福木」を用いて染め上げた5反の着物を、柳晋哉氏(染織)と金井志人氏(染色)と共に制作。2023年2月奄美大島、4月東京銀座にて発表し、話題を呼びました。
従来の大島紬とは異なる染料で「下染め」した上で「泥染」された『泥中の布』企画が、
大島紬の産地を動かし、
2024年、「福木×琉球藍×車輪梅」の下染めによる「新たな大島紬」が完成いたしました。
「車輪梅(テーチ木)」で下染めした従来の大島紬よりもあたたかみのあるやわらかなお色目で、ぬくもりを感じる十字絣です。
シンプルな伝統柄を選びましたので、男性、女性、ご年代も問わずお楽しみいただけます。
「HIRAKI project」の挑戦から生まれた、染織の可能性を楽しむ、新しい感覚の大島紬です。
ぜひものづくりの化学反応をお楽しみください。
>>「HIRAKI project」について