雑誌・メディアにて着用掲載されたため特別価格にてご紹介します。
※表示価格は【お仕立て有り価格】より【15%OFF】となっております。
こちらは雑誌「美しいキモノ 2024年冬号」83ページに掲載されたお品です。
現状は仮仕立てとなっております。ご着用には通常の本仕立てが必要です。
《83ページ誌面より》
格子模様に藍色が利いた
モダンな印象の久米島紬
「島の植物染料グールで染めた茶色地に藍が映え、モダンな雰囲気をもつ久米島紬。一人の織り子の手仕事によって作られる、国の重要無形文化財指定の織物です。小花を咲かせたような浮き織が可憐な、読谷山花織の帯で。」
メディア掲載品は特別価格でご案内しています。ぜひこちらもご覧ください。
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グールで染めたあたたかみのある明るい茶色が印象的な久米島紬。ミジグァ、ヒチサギーの伝統的な絣柄が格子にあしらわれた、軽快な楽しさのあるデザインです。
図案、染め、織りまでの全工程を一人で担うため、ひとつひとつに作り手の個性があることも久米島紬の魅力です。
製作者:宮平トシ子
染色:地糸 グール、絣糸 藍/クルボー/ヤマモモ/泥
久米島紬についてはぜひこちらもお読みください
【和織物語】「久米島紬 50周年記念展 ―魂にまとう織物―」
【泉二啓太の産地めぐり】~久米島紬の歴史と「ユイマール」の心を訪ねて~
「久米島紬」について
2004年に国の重要無形文化財に指定された久米島紬。
沖縄本島から西へ100キロのサンゴ礁の海に浮かぶ島で、島内の豊かな自然の恵みを活かし彩り豊かに織られる伝統的な織物です。
久米島には古くから養蚕技術が伝わり絹織物が作られていましたが、琉球王朝時代に全国から技術者が派遣され貢納布として発展。江戸では「琉球紬」の名でもてはやされたといわれます。
伝統の技法を今も守り、図案、染料作り、絣くくり、糸染め、織りの全工程を一人が一貫して行うのが特徴で、一反ごとに作り手の個性が反映され心癒される味わいがあります。
1970年に久米島紬事業協同組合が設立され、久米島紬の技術を後世に継承していこうと島全体が一丸となって後継者育成に力を入れています。
【作家産地】「久米島紬」のご紹介
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