勝山さと子さんの現代の街並みに似合うセンスが魅力的な西陣織九寸帯です。
【勝山さと子さん コメント】
「フローレンス文」
祖父と父が作り溜めておりました、何千枚とある図案の中でも私のお気に入りの柄です。それを現代に合うようアレンジしました。
「フローレンス」とはイタリアの芸術の街フィレンツェの英語名。西欧風の華文装飾が華やかにあしらわれた洗練されたデザインです。
こちらはほんのりグレーおびた落ち着いたアイボリー地に、深緑や赤紫、浅緑、焦茶、墨の印象的な彩りをぴりっと効かせた、存在感のあるデザインです。生地にはほのかな光沢感が浮かび、品の良い高級感があります。
小紋やきれいめの織着物はもちろんのこと、
付下げや色無地、江戸小紋を仰々しくせずにワンピース感覚で気軽に楽しみたいお集りのシーンへのお洒落着としてもおすすめです。
コンサートや会食、美術館へ。
勝山さと子さんについて
京都西陣・勝山織物、現四代目となる勝山嘉夫氏の長女として生まれ、五代目となる兄・勝山健史氏の究極のものづくりを傍らで体感しながら審美眼を養ってこられました。
同世代の女性の声に耳を傾け、大人が楽しむきものライフを「上質なきもの」に込めて、 2017年に新たにブランドを立ち上げました。
現代の生活に溶け込む、華やかで存在感のある着物や帯、コート地などを中心にものづくりを展開されています。
【作家産地】「勝山さと子」ご紹介