■【2月催事】「綿薩摩展 ~今から単衣支度 極上の綿着物と出会う~」《終了しました》
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身体に寄り添う着心地と最高の肌触り、極細のエジプト綿糸で織り上げた「綿薩摩」は、
通常の綿着物の概念を覆すほど。
昨今、単衣の季節が長くなり、更に希少価値が高まる綿薩摩。
精緻な経緯絣の反物を選りすぐり、一堂にご紹介いたします。
白絣・紺絣を選べる喜びをどうぞお見逃しなく。
コーディネートについて
【綿薩摩】「みじん格子」に綿角帯で、大人の寛ぎ着として
みじん格子の無地感覚の綿薩摩に、風合い豊かな陽山めぐみさんの手紡ぎの綿角帯で、綿同士のこなれた雰囲気に。大人の寛ぎ着として、気軽なお出かけや食事会へ。
一般的に、綿は絹より気軽に楽しめる着物ですが、その中でも綿薩摩は番手の細い綿糸で織り上げられているため、いわゆる綿のざっくりとした風合いとは全く違う、さらり、しっとりとした上品な風合いで、初めて手にされる方は「綿とは思えない」と驚かれます。上品な質感が目にも肌にも伝わり、カジュアルな装いながらくだけすぎない品の良い風合いが魅力です。
会長、店主も大変愛用しており、特に単衣仕立てが人気で、4月頃から早めの単衣着物として長い季節楽しめます。
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女性の着こなし / 男性の着こなし
綿薩摩「みじん格子 鳩羽ねず」(広巾)
こちらは赤紫×黒で織り出された極細かいみじん格子。
無地感覚で楽しめ、男性、女性ともにおすすめです。
「東郷織物」の綿薩摩について
着物通の誰もが一度は着てみたいと思う、憧れの織物「綿薩摩」。
まるで絹のようなしっとりとした手触り。
手を触れると、カジュアルな“綿”のイメージとは全く違う、その品の良い素材感にきっと驚かれることでしょう。肌に軽い、しっとりと肌に吸い付くようなしなやかな風合い。お召しになったどなたもが「気持ちいい」と仰います。
「絹の着物は家に帰ったらすぐに脱ぎたくなるけれど、綿薩摩は帰ってもずっと着ていたくなる」
「体になじむ一体感は他の着物では味わえない」
この風合いは、極細の木綿糸を使用しているから。経糸に80番手、緯糸に60番手という極細の糸を用いています。「番手」とは、一定の重さに対して糸の長さはどのくらいかを表記する方法で、番手の数字が大きくなるほど糸が細くなります。
糸一本一本にこだわり、絣一つ一つにこだわり、すべての人の憧れとなる織物を作り上げた東郷織物の永江明夫氏。織物一筋に傾けてきた情熱が、「幻の綿薩摩」と呼ばれる作品の数々を生み出しました。
工程を省くことは一切しないと言うのが永江氏の信条。
量産されることのない稀少な織物です。
「東郷織物」について
宮崎県の最西端、都城市にある東郷織物。木綿素材の薩摩絣や草木染めの大島紬、夏大島などを主にものづくりをされている名門です。
そのセンスは、一般的な色柄とはひと味違った、独特のモダンな感性で織り上げられた作品が大変人気を呼んでいます。
「綿薩摩」のご紹介