雅び豊かな音色が聴こえて来そうな、美しい古典柄の京友禅付下げです。
飛鳥時代から奈良時代にかけて「笙」「篳篥」「龍笛」「楽太鼓」などの多くの楽器が中国から渡り、貴族の間で雅楽が流行しました。
こちらはその雅び豊かな楽器を、霞取りに添うようにあしらうことで、すっきりとした構成に。霞の中には春秋の花をほどこしていますので季節問わずお召しいただけます。
上品な薄緑地に、橙と白、金彩の配色があたたかみのある印象に。上前には金駒刺繍がほどこされ華やぎを添えています。
雅楽器のもつ雅な世界観と、すっきりとした構成、あたたかみのある色選びで、古典柄ならではの優雅さがご堪能いただける付下げです。
軽めの袋帯や名古屋帯で、お付き添いから茶席、観劇、食事会、コンサートへ。
華やかな袋帯で披露宴やパーティーシーンへ。
時代の流行すたりなく、ご年代問わず、幅広くお召しいただける一品です。