【銀座もとじ限定品】
上質を知る大人の究極の薄羽織。
毎年数点のみ、森康次さんと一緒にお作りしている「羽衣羽織」が今年も出来上がりました。
>>「羽衣羽織」一覧
【創業者 泉二弘明も愛用しています】
梅雨本番となる季節に私が重宝しているのがこの薄羽織です。毎年、刺繍作家の森康次さんと数量限定で制作している「羽衣羽織」です。
しなやかな透け感は周りの方々にも、爽やかな印象を与えてくれる気がします。着ていることを忘れてしまうほどの軽さも魅力です。
※こちらは「男性もの」作品です
上質を知る大人の究極の薄羽織。
毎年数点のみ、森康次さんと一緒にお作りしている「羽衣羽織」が今年も出来上がりました。
※森康次さんの「羽衣羽織」は【銀座もとじ限定】でのご紹介です
お手にされたら、その極細の糸の風合いと、まるで手にしていないかのようなふわりとした軽さに驚かれることでしょう。
蝉の羽根を思わせるしなやかな透け感。
お召しになる方の身体をそっと包み込む極上の気品。
「羽衣羽織」はこの上なく軽やかな肌心地をご堪能いただける薄羽織です。
刺繍の裏処理も大変丁寧で表と見紛うほどです。単衣でお召しになられる羽織だからこそ、裏の処理も気遣われた完成度の高さは見事です。
ご着用は「薄羽織」として、5月から9月にかけて、単衣から盛夏の季節にお役立ていただけます。お色目も合わせやすく、ニュアンスほどの表情で品が良く、小紋、お召、紬など幅広く重宝します。
着物通の方にこそお気に入っていただけそうな珍しい表情の薄羽織です。
所作やドレープによって浮かび上がる極上の洒落感をご堪能ください。
(男性もの)羽衣羽織「夕凪」
淡い藤色の羽衣生地に、波風のリズムを感じるような美しい幾何学模様が浮かぶ、さりげなく品の良い構成です。夕方、波風がふっと落ち着いた瞬間を映したような、美しい物語を感じさせるデザイン。刺繍は、藤色濃淡で地色と統一してすっきりと。「夕凪」は夏の季語です。
森康次さんについて
京都上賀茂に工房「アトリエ森繍」を構える森康次さん。1946年、京都市中京区に生まれ、刺繍を生業とする「ぬい屋」の長男として15歳で家業に従事。当時の刺繍の役割はあくまで友禅へのあしらい的なものでしたが、次第に刺繍を主役にした作品を創作したいという気持ちが大きくなり、写生や水彩画の勉強を始められます。「ものをよく見て、その命のありようを『形』にする」――よく口にされるこの言葉には、「五感で感じた、形になりにくいものを形にしたい」という想いが込められています。また、色についても同様に「何色と一言で言えないくらいの色が綺麗だと思う」と仰います。刺繍の色糸はすべて森さん自らが染められ、工房にある糸専用の引き出しには夢のように美しいグラデーションを描いて2500色以上の糸が整然と並んでいます。刺繍糸の色や明度を抑えた穏やかで優しいきものづくり。纏う人のことを一番に想い、決して目立ちすぎない上品なきものは時代に左右されない真の魅力があります。
【作家産地】「森康次」のご紹介
【和織物語】「絹の光跡〜森康次 日本刺繡の世界〜」