冬発売の雑誌に掲載される、編集者がセレクトしたばかりのお品です。旬の装いをいち早くご紹介します。
雑誌・メディアにて着用掲載されたため特別価格にてご紹介します。
※表示価格は【お仕立て有り価格】より【20%OFF】となっております。
こちらは【プレシャス 2025年1月号】50、51ページに掲載されたお品です。誌面では、俳優・モデルの大政絢さんにご着用いただきました。
すでに開き仕立てにて仕上がっております。
《50、51ページ誌面より》
【大政絢さん着用】
「銀座の柳」から生まれた穏やかな草木染の紬は
幾何学模様の帯でモダンに
「銀座の街路樹の柳を染料にした「柳染」から生まれた、深みのある黄緑の彩りが美しい紬。「森林浴」と題された、樹々の鼓動を幾何学に映し出すような帯を合わせ、小粋に。」
メディア掲載品は特別価格でご案内しています。ぜひこちらもご覧ください。
>>「メディア掲載品」コーナー
こちらは【令和6年度 第64回石川の伝統工芸展 入選作品】です。
工芸展出品作品は、作家の思い入れが別格です。四ツ井健さん入魂の逸品、独特の世界観を存分にご堪能いただける作品です。
>>日本工芸会ホームページでも入選作品として掲載されています(外部リンク)
友禅作家・四ツ井健さんの九寸帯作品です。
作品名は「森林浴」。
樹々のリズムを幾何学にうつしたような構成と、深い森の彩りを思わせるグリーンの濃淡が、染帯ながら重厚感を漂わせます。生地は光沢の美しいしっかりとした素材を使用していて、光の角度のよって奥からあふれるような輝きを放ち、高級感があります。
幾何学のシャープさの中に、自然への温かな眼差しを感じさせる、四ツ井健さんならではの世界観が楽しめる作品です。
染の九寸帯ながら品格がありますので、よそいき風に着こなしたいシーンまでとても重宝します。
小紋やお召、光沢のある織着物に合わせて普段のきれいめカジュアルな装いから、色無地や江戸小紋に合わせて少しきちんとしたお席にも。
訪問着まで不要だけれどワンランクアップの着こなしを楽しみたいシーンに、ありそうでなかなかない格のアイテムです。
食事会やコンサート、レセプションパーティーなどへ。
四ツ井健さんについて
1962年、石川県金沢市生まれ。金沢市内の工房で、伝統的なもち米による手描き友禅染の全工程を一人で手がけられ作品制作をされています。
グラフィックデザイナーを志しデッサン教室へ通っていた10代の頃、友禅工房で師となる方と出会い10年余りの修行時代を過ごします。元メーキャップアーティストでファッションへの造詣の深かった師の「着物はファッションである」という言葉は今もデザインの基礎として常に念頭に置かれ「時代の動きを敏感に感じその時代の空気にあった物づくりをしなければならない」とおっしゃいます。
自然と山登りが好きな四ツ井さん。雲や山並み、高山に咲く可憐な草花をデッサンから抽象化して、時に幾何学的なモダンなデザインに昇華させています。洗練された都会的な印象でありつつも、対象物への温かな眼差しが奥深く感じられる四ツ井健さんならではの友禅染の世界を作られています。日本工芸会正会員。
【泉二の一口対談】四ツ井健さん×店主 泉二
【作家産地】「四ツ井健」