雑誌・メディアにて着用掲載されたため特別価格にてご紹介します。
※表示価格は【お仕立て有り価格】より【15%OFF】となっております。
こちらは雑誌「美しいキモノ 2024年春号」24ページに掲載されたお品です。
誌面では、滋賀喜織物の手織りのモダンな袋帯を合わせてご着用いただきました。
現状は仮仕立てのため、ご着用には通常の本仕立てが必要です。
《24ページ誌面より》
柄ゆきがもたらす効果“縦の流麗と横の端正”
縦の配置ですっきり効果。都会的な刺繍の訪問着
「ブルーグレー地に、刺繍でモダンな装飾模様を表した訪問着。模様を縦に流れるように置いたデザインや、巧みな刺繍、洗練された配色が、現代的な軽やかさのある装いへと昇華しています。黄緑の段ぼかしの袋帯で。」
メディア掲載品は特別価格でご案内しています。ぜひこちらもご覧ください。
>>「メディア掲載品」コーナー
日本刺繍作家 森康次さんへ、銀座もとじが繭からプロデュースしている、世界初のオスの蚕だけの純国産絹「プラチナボーイ」の絹布をお送りして制作いただいた特別な訪問着作品です。
絹本来の輝きが全く違う極上の生地。光をまとう高級感あふれる表情が贅沢な刺繍の存在感をさらに高め、上質な大人のお洒落を演出します。
《作品コメント》
日本刺繍 森康次
【プラチナボーイ】訪問着「夢想」
新しい発想で、新しいデザインで、着姿を思い浮かべながら、、、。
地色は派手にならず地味にならず、少し華やかで落ち着いていて。
そんな思いを限りなく膨らませました。
銀糸の円形はシャボン玉が飛んでいるような、
どこか懐かしい情景やあの時の思い出が蘇るように。
「スガぬい」 「組ぬい」 「ぬいきり」 「まついぬい」、などを使って、
互いに共鳴し影響しながらも優雅に流れるように。
友禅の華やかな訪問着とはまた違った、洗練された都会的なセンスですっきりと楽しめる雰囲気が魅力です。
ワンピーススーツ感覚の大人の社交着として、レセプションパーティーやホテルでの会食、コンサートへいかがでしょうか。
帯の華やぎ次第で幅広く格を変えて楽しめますので、とても重宝いただける訪問着です。
森康次さんについて
京都上賀茂に工房「アトリエ森繍」を構える森康次さん。1946年、京都市中京区に生まれ、刺繍を生業とする「ぬい屋」の長男として15歳で家業に従事。当時の刺繍の役割はあくまで友禅へのあしらい的なものでしたが、次第に刺繍を主役にした作品を創作したいという気持ちが大きくなり、写生や水彩画の勉強を始められます。「ものをよく見て、その命のありようを『形』にする」――よく口にされるこの言葉には、「五感で感じた、形になりにくいものを形にしたい」という想いが込められています。また、色についても同様に「何色と一言で言えないくらいの色が綺麗だと思う」と仰います。刺繍の色糸はすべて森さん自らが染められ、工房にある糸専用の引き出しには夢のように美しいグラデーションを描いて2500色以上の糸が整然と並んでいます。刺繍糸の色や明度を抑えた穏やかで優しいきものづくり。纏う人のことを一番に想い、決して目立ちすぎない上品なきものは時代に左右されない真の魅力があります。
【作家産地】「森康次」のご紹介
【和織物語】「絹の光跡〜森康次 日本刺繡の世界〜」
プラチナボーイについて
「プラチナボーイ」は37年かけて日本の研究者が開発した、世界で初めてオスだけの繭から作られた特別な絹。銀座もとじが繭からプロデュースし、すべての商品に作り手たちの詳細を記し、履歴のわかる“純国産”のものづくりを進めています。2015年には『農林水産大臣賞』を受賞。その開発から、養蚕、製糸、染織、着物につくられるまでを追ったドキュメントは一冊の本『天の虫 天の糸』に綴られています。
【銀座もとじの挑戦】プラチナボーイ
【和織物語】プラチナボーイ物語「天からの贈りもの」